「パテック フィリップ」の創作のすべてが集結する過去最大規模の展覧会「ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」が6月25日まで東京で開催されている。500点を超える時計やオブジェが展示され、さまざまな趣向が凝らされたその会場の様子をお届け。
時計やアートの愛好家たちが心待ちにしていた「パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)」は、展覧会というよりちょっとしたテーマパークのようなにぎわい。チャイムの音で時刻を知らせるリピーターウォッチの音が聴けたり、機械式ムーブメントの中に入り込むような気分になれるムービーを鑑賞したりと、楽しみながら高級時計の世界を体験できるため、多くの人々が足を運んでいる。



女性たちにとってのハイライトは「ミュージアム・ルーム」。花やフルーツ、楽器などをモチーフにした愛らしいアンティークや、金銀細工の粋を凝らした美術品のようなアンティークが華やかに並び、時間のたつのも忘れて見入ってしまう。
中でも印象的だったのは、1851年のロンドン万国博覧会で英国のヴィクトリア女王に献上された懐中時計。ロンドン万博はガラス張りの特設宮殿で開催され、今回の会場となった新宿住友ビル 三角広場もガラスの天井から自然光が降り注ぐ。172年前、ヴィクトリア女王もきっとこんな明るい光の中で時計を見たのだろうと思うと、いっそう感慨深い。


