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ジョニー・デップがカンヌ国際映画祭で7分間のスタンディングオベーションに感涙!

@Stephane Cardinale - Corbis/Getty Images

今年のカンヌ映画祭のオープニングナイトに登場し、話題を独り占めしたジョニー・デップ。大盛況となった主演作『ジャンヌ・デュ・バリー』のプレミア上映でのトピックスをお届け。

2023年5月16日(現地時間)に開幕した第76回カンヌ国際映画祭もいよいよ終盤。今年も映画スターや大物監督などが集結し、人気俳優たちの華やかな装いやさまざまなエピソードが連日ニュースになる中、久しぶりにレッドカーペットに姿を見せたジョニー・デップが圧倒的な存在感を発揮して、話題を独占。オープニングを飾った復帰作『ジャンヌ・デュ・バリー』のプレミア上映には多くの豪華ゲストが駆けつけ、レッドカーペットを歩くのは2021年10月のローマ国際映画祭以来となるジョニーも大喝采を浴びた。

7分間のスタンディングオベーションを受け、ジョニーの目に涙

今年のカンヌのオープニング作品に選ばれた『ジャンヌ・デュ・バリー』で、フランス国王ルイ15世を演じたジョニー。プレミア上映にはマイケル・ダグラスやカトリーヌ・ドヌーヴ、エル・ファニングなど、豪華ゲストがつめかけ、レッドカーペットは大盛況。

ディオールのカスタムスーツに、ポニーテールで姿を現したジョニーは、写真撮影やサインなどのリクエストにも快く応え、笑顔でファンサービス。不仲説もささやかれていたマイウェン監督と手をつないで、カンヌの“大階段”を上った。

元妻で俳優のアンバー・ハードとの裁判後、ジョニーが初めて出演した本作がオープニングを飾ることにアンバーの支持者から批判も出ていたが、上映後、観客から約7分のスタンディングオベーションを受け、感極まったジョニーは目に涙をにじませた。

記者会見に42分遅刻したジョニー

2018年、アンバーに家庭内暴力を告発され、2020年にはイギリスでの名誉毀損訴訟に敗訴。出演予定だった『ファンタスティック・ビースト』も降板させられ、英紙のインタビューで「ハリウッドにボイコットされている」と語ったジョニー。2022年6月、アメリカの名誉毀損裁判で勝訴し、俳優業を再開していた。

米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、上映翌日の記者会見に42分遅刻して現れたジョニーは、「今でもボイコットされていると感じているか」と聞かれ、「ハリウッドのことを考えていないから、ボイコットされているとも思わない。(中略)自分にはもうハリウッドが必要だとはあまり思っていない」と発言。「私はどこにも行ってないのに、復帰と言われることも不思議だ」と語った。

「腐っている?」ジョニーの変色した歯にファン悲鳴

このレッドカーペットの写真がネット上に出回った後、熱心なファンがジョニーの歯の黄ばみや変色が目立っていることに気づき、Twitterは大騒ぎに。「ジョニー・デップの歯は腐っている!」というコメントが相次ぎ、ジョニーが演じた『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクターの写真と比べ、「彼はリアルにジャック・スパロウになっている」と書き込むファンも。

この盛り上がりぶりに、米サイト『Page Six』は、ケンダル・ジェンナーなど多くのセレブの笑顔を支えている医師に鑑定を依頼。それによると、ジョニーがエスプレッソとシガリロ(葉巻きたばこの一種)の愛好家であることが変色の原因だと考えられ、何年もクリーニングされていない可能性が高いとのこと。

ただ、本人はあまり気にしていないようで、1995年のインタビューで当時31歳のジョニーは、「完璧な歯」を持つ人々がいかに自分を追い詰めるかについて語り、「そんな歯を持つくらいなら、ダニを飲み込んだ方がマシだ」と発言したそう。現在59歳のジョニーはロッカーとしての地位も築きつつあることから、無骨だが自然なルックスを気に入っているかもしれない。

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