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ナム・ジュヒョクにジニョン、ソン・ガンも!? 韓国イケメン俳優、兵役事情

満29歳を迎えて、今年入隊が予想される大人気俳優 ソン・ガンの動向に注目

ソン・ガンと言えば、「Netflixの息子」と呼ばれるほど、Netflix人気オリジナル作への出演が多い若手俳優の筆頭だ。人気ホラードラマ「Sweet Home 〜俺と世界の絶望〜」でソン・ガンに興味を持ちファンになったという方も多いだろう。最近作では、2022年にNetflixで公開された「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」が記憶に新しい。本作では韓国恋愛ドラマでおなじみのパク・ミニョンの相手役として、年下彼氏役を好演していた。

ソン・ガンは高身長に小さな愛らしい顔立ちから、アイドルのような雰囲気をまとっているため、演技に疑問を持つ方もいるかもしれない。そんな方にはぜひ、「ナビレラ ~それでも蝶は舞う〜」を観ていただきたい。才能あるバレエダンサーをソン・ガンが演じている。友人の死をきっかけに、子供のころにバレエを習いたかった夢を取り戻そうと奮闘する70歳の男性、ドクチュルが、ソン・ガン演じる青年チュロクがバレエのレッスンを行うスタジオを訪れ2人は出会う。バレエを教えてもらうことになったドクチュルは、豊かな人生経験から、社会の厳しさ、後悔に悩む人々を励まし、夢に向かう力を与える。チュロクもドクチュルと関わっていくことでバレエへの情熱を取り戻し、羽ばたいていく物語だ。

若く美しいバレエダンサー姿が似合うソン・ガンを楽しむのはもちろん、夢や希望がどのように人を変え、人生に力を与えてくれるものなのかを気付かせてくれる人生ドラマの一つと言ってよいだろう。

ソン・ガンは今年4月で満29歳を迎えたため、昨年から兵役入隊の時期が話題となってきた。改正法と照らし合わせても、本年内、遅くとも来年早々には兵役に就くことになるだろう。そんなソン・ガンだが、前述のNetflixドラマ「Sweet Home 〜俺と世界の絶望〜」の続編の撮影中と言われている。本作の人気が高まった段階で、続編は2、3と2本制作されることが発表されている。これらの作品の撮影が終わったタイミングで、兵役入隊の時期が具体的に検討されるだろう。

2017年にデビューし、すでに10本のドラマに出演しているソン・ガン。加えて人気作の新作続編も控えているとなれば、これまでの作品や新作公開を楽しみながら除隊を待てば、そう長い時間と感じなくて済むかもしれない。

多くの一般韓国人男性にとっても、仕事のキャリアを考えれば兵役という期間が与える影響は大きい。韓国の大衆芸能の世界で活躍する人々のキャリア形成にとっても、どのように兵役に就くかが難しい課題となっている。
しかし、20代で人気を獲得した俳優にとって、兵役を経験した後、新しい姿でファンの前に登場してくれる、貴重な期間だと捉えることもできる。

兵役となると、1年半から2年の間、活発な活動の様子を知ることができなくなるため、ファンとしては寂しい思いもあるだろう。しかし、このような期間に、改めて出演作を見直して、これからの彼らの成長や変化に思いをはせるのも、視聴者にとっては楽しい時間となることを信じて、彼らの除隊を待ちたい。

text: Ryoko Morita

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