英・キャサリン皇太子妃が圧巻のプリンセスオーラを発揮した歴代【イブニングドレス】ベスト10を発表
Samir Hussein / Getty Images
上品なカジュアルルックにも定評がありながら、フォーマルな場での華やかなドレスアップスタイルで、世界中のロイヤルファンを魅了するキャサリン皇太子妃。『マリ・クレール』アメリカ版のエディターが厳選した、これまでのキャサリン皇太子妃のまさにプリンセスな装いベスト10を発表! マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事より一部編集してお届け。
ふんわりとしたブルーのプリンセスドレスから、ぴったりフィットしたスパンコールドレスまで、その間のすべてを網羅。
ウェールズ公妃ことキャサリン皇太子妃はいつも、数十年前から愛用しているペネロペ・チルバーズのブーツやスキニーデニムであろうと、信頼のおけるバブアーのジャケットであろうと、お気に入りのカントリーカジュアルスタイルに身を包んでいるときが一番しっくり見える。しかしファンは、王室行事の見どころは特にティアラを身につけたイブニングドレスの瞬間であることを否定できない。
最近、特にキャサリン皇太子妃はがんからの回復期にあるため、正式な行事への出席は限られている。しかし、イブニングドレスを着用する機会があると、彼女は必ず完璧なスタイルを披露する。王室生活初期は少し控えめなスタイルにとどめていたが、近年はエレガンスとドラマティックさを追求し、流れるようなケープや大胆な色のドレスをまとっている。
私もキャサリン皇太子妃のように、グリーンにひかれる傾向にある。彼女のフォーマルルックによく登場する色だ。彼女が着用していたドレスで私が特に気に入っているものは、きらめくゴールドからインパクトのあるピンクまで多岐にわたる。以下、キャサリン皇太子妃の(これまでの)歴代ベストイブニングドレスを紹介する。
2021年、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』プレミア
Joel C Ryan/Invision/AP/AFLO
2021年9月、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアでキャサリン皇太子妃が着用した、ゴールドのスパンコールをあしらったジェニー・パッカムの「ゴールドラッシュ」マキシドレスは、彼女のこれまでのルックの中で、間違いなく最も大胆で、最も華やかなものだった。少しやり過ぎだった? イエス。私のオフィスの壁に、彼女がそのドレスをまとったイラストを貼っているか? それもイエス。深いネックライン、スパンコール、ケープ……すべてが完璧に調和し、まさにボンドガールのような瞬間だった。10点満点、文句なし。
2012年、オリンピック・コンサート
このドレスを初めて見たときのことをはっきりと覚えている。あまりに驚いて思わず声が出てしまった。当時ケンブリッジ公爵夫人として知られていたキャサリン皇太子妃は、2012年5月に開催された「Our Greatest Team Rises – BOA Olympic Concert」に、ジェニー・パッカムのブライダルドレス「アスペン」のティールカラー(緑がかった青色)バージョンを着用した。レースのキャップスリーブは総レースになった背中部分へとつながっており、首元から腰まで小さなボタンが連なっている。彼女は髪を複雑な編み込みのアップスタイルにまとめ、その素晴らしいディテールを強調していた。
2011年、ARK ガラディナー
ジェニー・パッカムのドレスはたくさんありすぎて、時間が足りないほどだ。実はこのドレス、キャサリン皇太子妃が初めてこのブランドを着用したときのものである。当時のケンブリッジ公爵夫人は、2011年6月に開催された「ARK(Absolute Return for Kids)10周年記念ガラディナー」に、きらめく淡いピンクのドレスで出席した。ひらひらとした袖、きらめくスパンコール、ウエスト部分が強調されたこのドレスは、キャサリン皇太子妃の定番アイテムのひとつとなり、2016年のチャリティーディナーでも再び着用している。
2017年、ナショナル・ポートレート・ギャラリーのガライベント
このフォレストグリーンのテンパリー・ロンドンのドレスが、ジェニー・パッカム以外のドレスとして初めてこのリストにランクインしたのには、十分な理由がある。この深いグリーンは3月のイベントにぴったりの色で、キャサリン皇太子妃は2017年のロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのガラパーティーで、このロングスリーブのレースドレスをまとった。当時このイベントの前に黒のレースドレスをいくつか着用していたため、宝石のような色のドレスに替えたことで、この瞬間がより一層ワクワクするものとなった。
2019年、パキスタン訪問
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の2019年のパキスタン訪問では、多くの記憶に残るファッションモーメントがあったが、このジェニー・パッカムのスパンコールドレスは、私にとって間違いなくベストだった。彼女は「ジョージア」ドレスのディープグリーン色バージョンをまとい、リンク感のあるビーズのストールを肩にかけ、パキスタンの文化と国旗の色に敬意を表した。2年後の2021年、彼女は「ロイヤル・バラエティ・ショー」で同じドレスをリピートし、2023年にはこのドレスのピンクバージョンを2度着用した。うまくいっているものを無理に変える必要はない。
2022年、カリブ海ツアー(バハマ)
このアイシーブルーのサテンドレスは、2022年のカリブ海諸国訪問で私が最も気に入った衣装のひとつで、まさにディズニープリンセスのような瞬間だった。シンデレラを思わせる肩のリボンが特徴のドレスは、ロンドンを拠点とするデザイナー、フィリッパ・レプリーが手掛けたもの。キャサリン皇太子妃はバハマ総督がバハ・マール・リゾートで開催したガラディナーに出席するために、これを着用した。彼女がこのようなプリンセスシルエットのドレスに身を包むことはあまりないので、いつもの夜の装いとは一味違った楽しい演出となっていた。もっとこんなスタイルを見たいものだ。
2022年、南アフリカ国賓晩さん会
キャサリン皇太子妃は2022年11月、再びジェニー・パッカムのブライダルドレスを着用。南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領を歓迎する国賓晩さん会で、「エルズベス」ドレスのカスタムバージョンを選んだ。素敵なケープにはあらがえない。宝石で飾られた肩とケープのディテールが、このクラシックな白のドレスに豪華さを加えた。さらに、ジュエリーは、「ラバーズ・ノット・ティアラ」(1914年頃、エリザベス女王の祖母メアリー王妃がガラードに注文したティアラで、エリザベス女王、ダイアナ元妃も着用していたもの)と完璧にマッチしていた。
2022年、カリブ海ツアー(ベリーズ)
Stephen Lock/i-Images/Shutterstock/AFLO
2022年はドレスイヤーとして素晴らしい年だった。キャサリン皇太子妃は、その年の春に行われたカリブ海ツアーでそのことを証明した。ベリーズ(中央アメリカ北東部の国で英連邦加盟国)で行われたレセプションに出席した際、自身のお気に入りブランドの一つであるザ・ヴァンパイアズ・ワイフ(現在は廃業)の鮮やかなピンクドレスに身を包んで、いつものスタイルを一新した。
キャサリン皇太子妃は過去にもピンクのイブニングドレスを何度か着用しているが、フォーマルなドレスでこのような明るいピンクをまとったのはこのときだけだ。ザ・ヴァンパイアズ・ワイフは残念ながら廃業してしまったが、もし3200ドルの余裕があれば、ある人が現在(記事公開当時)、米フリマアプリPoshmarkでキャサリン皇太子妃とまったく同じドレスを販売している。
2022年、カリブ海ツアー(ジャマイカ)
REUTERS/Toby Melville/Pool/AFLO
カリブ海諸国訪問は、ロイヤルファッションを楽しむには絶好の機会だった。キャサリン皇太子妃は、ジャマイカ総督主催の豪華なディナーパーティーにも、ジェニー・パッカムのドレス(またもや緑色のドレス)を着用して登場した。このドレスが私にとって印象深い理由はいくつかあるが、その最大のものは、淡いブルーのフィリッパ・レプリーのドレスと同様、キャサリン皇太子妃がフォーマルなイベントで、おとぎ話のようなプリンセスドレスをまとうことがほとんどないからだ。
このオフショルダードレスのふわふわしたチュールのディテールは、エリザベス女王が若かった頃に着ていたドレスを思い出させる。おそらくそれが狙いだったのかもしれない。このツアーは女王が存命中、プラチナ・ジュビリー(在位70周年)の期間に行われ、カリブ海諸国が独立を要求する抗議活動が行われていた最中だった。
2019年、「100 Women in Finance」チャリティーガラ
グッチはキャサリン皇太子妃が普段着用するブランドではないので、2019年2月、「100 Women in Finance」(金融業界で働く女性100人の意味で、キャサリン皇太子妃がパトロンを務めるヴィクトリア&アルバート博物館で開催された)のチャリティーガラで、このピンクのドレスに身を包んだ姿を見て、とても興奮した。複数のチュール生地が組み合わさり、ボルドー色のベルベットバンドでウエストマークされ、完璧なプリンセスドレスを形づくっている。キャサリン皇太子妃は同じ衣装をリピート着用する傾向があるので、彼女がいつかこのドレスをまた披露してくれることを願う。
※( )内編集部注
translation & adaptation: Akiko Eguchi
キャサリン妃が純白のリメイクドレスで英国アカデミー賞の授賞式に登場 キャサリン妃がレンタルドレスを着用⁈ 訪米中の“サステナブル”な装いが話題
Share
リンクを コピーしました