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【香港好き女子注目】香港クラフトビール「カーボンブリュース」が赤坂に登場+現地人気5銘柄

全世界にすっかり定着したクラフトビール。トレンドに敏感な人が多い香港で、人気急上昇中のクラフトビール「Carbon Brews」(カーボンブリュース)が、東京・赤坂にタップルーム「carbon brews tokyo」をオープンしました。おいしくて、見た目も可愛いクラフトビールの裏側には、香港ならではの深~い事情も隠れているようです。カジュアルに楽しめる空間は、女子会でもデートでもOK。現地でオススメの香港ビールと合わせて紹介します

「えっ、これもビール?」。ビールの枠を超えたビール

カーボンブリュースは、2018年に香港の工業地帯「火炭(Fo Tan)」で生まれた気鋭のブルワリー。炭=カーボン(Carbon)にちなみ、その名がついています。2019年と2020年には、世界的な酒類品評会「Hong Kong International Wine & Spirit Competition」で金賞を受賞するなど、高い評価を確立しています。

カウンターの後ろには、カラフルに彩られたビールタップ(蛇口)が並び、カーボンブリュース自慢のクラフトビールがそれぞれ流れ出てきます。スタッフの方が丁寧に泡をつくってくれますので、ビールの鮮やかな色がいっそう際立ちます。

店内で提供する香港のクラフトビールは定番の6種類と、季節によって異なるシーズナル1種類の計7種類。それぞれが「ビール」というくくりでまとめてよいのか迷うほど、味や色、香り、アルコール度数などみんな違っていて、個性豊かです。ジュースというかフルーツカルピスに通じる感じもあって、ビールはあまり飲まない、あるいは、ちょっと苦手という女子にこそ、試してもらいたいです。

ビールはちょっと苦手で、日本酒派を自負していたのに、この表情になっちゃいました

「クレイジーリッチルプリンズ」(¥1,300、グラス¥850)は、イエローの見た目通り、完熟したマンゴーやパパイヤを思わせる甘さ。トロピカルジュースと言われても、一口飲んだくらいでは騙されてしまいそうです。

ただ、日本で売られているビールの度数は一般的に5%程度ですが、こちらは8.2%。言われてみれば、パンチがしっかりきいているのですが、とにかく飲みやすい。知らない間にテンション上がっちゃうかもしれません。

ピンクがかった濃厚な発色が印象的な「サワーパンチ」(¥1,300、グラス¥800)は、とにかくフルーツがてんこ盛り。ラズベリーやグアバ、パイナップル、マンゴー、クランベリー、パッションフルーツなどの複層的な香りが楽しめます。乳酸菌を使うサワービールの製法を用いているので、適度な酸味も心地よい。スイーツと組み合わせて楽しむのもぴったりです。

カーボンブリュースは香港で、地元の老舗とコラボした「抹茶ミルク」や、チョコチップクッキーフレーバーの「クッキークリームエール」など、ユニークなフレーバーの限定ビールを提供してきました。こうした予測できないビールが将来的には日本にも入荷してくる予定といいますので、期待しちゃいましょう。

テイクアウトできる缶(¥650~¥750)もあります。
容器は日本の缶ビールではあまり使われない黒を基調にしていて、とってもカワイイというか、もはやスタイリッシュ。持っていたら、「それ何?」「どこで買ったの?」と聞かれそう。カーボンブリュース社内のデザインチームが手がけているのです。

ユニークなビールを生む民主主義の力

クラフトビールの発祥はアメリカです。
1960~1970年代にかけて、西海岸の人たちが既存のビールに物足りなさを感じ、自分たちで醸造を始めたのです。アメリカのオープンな雰囲気の中で、醸造家たちは互いに質を高め合い、今日のクラフトビール文化を築き上げてきました。

カーボンブリュースのGMを務めるクリス・ウォン氏(Carbon Brews Japan提供)

カーボンブリュースのGMを務めるクリス・ウォン氏もアメリカ・テキサス生まれです。学生時代を過ごした西海岸で、ホームブリューイングを習得し、結婚を機に移住した香港で、クラフトビールのムーブメントを引っ張ってきました。

香港は異なる文化が交わる地点です。カーボンブリュースには、地元・香港だけでなく、オーストラリアや南アフリカ、アイルランド、カザフスタンの出身者の醸造家もいて、アイデアを持ち寄っています。

香港という土地にあって、カーボンブリュースが特に大事にしているのが民主主義です。味だけでなくパッケージ、ネーミングなどを含めてどのようなビールを作っていくかは、従業員の多数決で決めているといいます。

魅力的なビールが次々と生まれる秘密は、このあたりにありそうです。

カーボンブリュースの醸造所は香港の10階建ての工業ビル内にある(Carbon Brews Japan提供)

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香港ソウルフードのアレ。スイーツもばっちり

カーボンブリュースは香港からのお店ですから、香港グルメも家庭料理や屋台料理を中心に取りそろえています。

香港のソウルフードといってもいろいろ思いつきますが、ここでは、モチモチの米粉生地で作った蒸し春巻きの「腸粉」(チョウフン、¥750)が一番だと個人的には信じています。中の具材はチャーシューとシュリンプがあって、異なるタレを使いながら、食べ比べもできます。

ビールと相性抜群といえば、麻婆豆腐チーズポテト(小¥550、大¥950)。フライドポテトを香港風に大胆にアレンジして、チーズソースと麻婆豆腐をトッピングしています。ピリ辛味でビールが進みます。

そして、女子が気になるスイーツ。ビールジュレをのせたマンゴープリンや、ふんわりしたパンの上にサクサクのクッキーがのった「パイナップルパン(菠蘿飽)」(注・・・パイナップルの形をしていますが、パイナップルは入っていません!)などが待ち構えています。

アートとコラボ。トラムをイメージした隠れ家的空間

店があるのは、赤坂駅から徒歩1分という繁華街の中ですが、ビルの地下1階というひっそりとしたロケーションです。


席数は31席(カウンター15席、テーブル16席)のこじんまりとしたサイズ。香港の2階建て路面電車「香港トラム」を思い出させる懐かしいグリーンをアクセントにした空間には、温かみが感じられ、仲間同士との飲み会でも1人飲みでも快適に過ごせます。

(店内の撮影はいずれも萩本朋子)

カーボンブリュースは、ビールを飲む機会の少ない人にも親しみを持ってもらうおうと、アートコンテンツの制作にも乗り出しています。店内でも、オリジナルTシャツ(¥5,000)やトートバッグ(¥2,000)などが並んでいます。

ビールと一緒に楽しめる音楽プレイリストを配信したり、香港で活躍する撮影監督クリストファー・ドイルとコラボしてビールを醸造するまでをショートムービーとして公開したりと、ブルワリーにとどまらない活動を展開しています。

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百花繚乱の香港クラフトビールから厳選5ブランド

多国籍都市・香港では、オランダの「ハイネケン」やドイツの「カールスバーグ」など世界中のビールを楽しめます。中でも、地元にも工場のあるフィリピン発の「サンミゲル」が長い間、市民の味として最も親しまれてきました。
しかし、ここに来て、日本と同様にクラフトビールの波が一気に広がり、30以上のブランドが割拠する戦国時代に入りつつあります。

現地を訪れる機会があったら、カーボンブリュース以外にも、ぜひ味わっていただきたいクラフトビールを紹介します。

1. Hong Kong Beer Co.

https://hkbeerco.com/

1995年に創業された香港クラフトビ-ルの草分け的。キャセイパシフィック航空と特製ビールを共同開発するなど、アジアで幅広く知られる存在になりつつあります。

2. Young Master Brewery

https://youngmasterales.com/
カンフーの服をモチーフにしたロゴマークがかわいらしい。2か所で醸造所を運営していて、見学するのも楽しいです。

3. Gweilo Beer

https://gweilobeer.com/
英国出身の夫妻とその友人で設立。漢字では「鬼佬」で、白人の蔑称に近い表現とのこと。海外展開にも熱心です。

4. Moonzen Brewery

https://www.moonzenbrewery.com/
Moonzen(月善)とは門番の意味。中国の文化を前面に出し、四川花椒や唐辛子、プーアル茶などの中国の食材を積極的に採用しています。

5. Lion Rock Brewery

https://lionrockbeers.com/
決して屈しない香港人の魂「ライオンロックスピリッツ」を体現したビールであることを目指しているそうです。香港の象徴・獅子山を描いたラベルが目印です。

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今回紹介したお店

店舗名:carbon brews toky(カーボンブリュース東京)
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂3-14-2-B1 東京メトロ「赤坂駅」出口1より徒歩約1分
電話番号:03-6426-5332
営業時間:16:00~23:00
定休日:日曜日

SNS:https://www.instagram.com/carbonbrewstokyo/

Profile

戸塚光彦

空気は読まず、1杯目から飲みたいものを飲む派。自宅近くにあるクラフトビール屋さんも月1回程度は必ず応援している。

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