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早春の京都で梅を愛でるならこの3名所へ【町家宿おかみの、たびする京都くらす京都。】

京都・洛北、紫野にある町家宿「karigane(かりがね)」を夫とともに営む下岡莉香さんが、地元ならではの旬な京都をご紹介。2月19日は二十四節気の「雨水」。雪が雨に、氷が水になるこの時期、春の訪れを告げる梅の花が咲き始めます。おかみおすすめの梅の名所といえば──

咲き誇る梅、梅、梅……

2 月も中旬を過ぎますと、寒さの中にも、木々の芽吹きや鳥のさえずりに、春の訪れを感じる日が増えてまいります。この時期に京都にお越しになる方におすすめしたいのが、京都の梅めぐり。
今回は私たちの好きな梅の名所を 3 つご紹介いたします。

【今回紹介する3名所はこちら】

1.城南宮(京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7)
2.北野天満宮(京都市上京区馬喰町)
3.京都御苑(京都市上京区京都御苑3)


【1.城南宮】

城南宮の梅苑「春の山」

城南宮は、平安遷都のころ(8 世紀末)より都の南の守り神として崇められてきた、歴史の深い神社です。とくに 12 世紀の初頭には、白河上皇によって造営された離宮の一部となり、政治文化の中心として栄えました。

こちらでおすすめなのが「春の山」と呼ばれる梅苑です。苑内の築山には、150 本もの枝垂れ梅が植えられ、まるで屏風のように心地よく視界をさえぎり、異世界間を増幅してくれています。また参道が、小刻みに九十九折れに曲がっているため、絶妙なリズム感を生み、参拝者を飽きさせません。

梅苑の一番奥まで進むと、枝垂れ梅のふもとにポトリと落ちた散り椿がご覧いただけます。太陽をあびてキラキラと輝くピンク色の梅の花をうしろに、どこか儚げな落ち椿が対照的で、日本人としての美的感覚をくすぐられます。

【2.北野天満宮】

北野天満宮のシンボルでもある梅

北野天満宮の主祭神は、菅原道真公。かつては雷の神様として、現代では学問の神様として、昔も今も多くの人から篤い信仰を寄せられる神社です。

菅原道真公が、京都に咲く梅の花を想うせつない歌を詠んだために、梅は北野天満宮のシンボルとなっています。

こちらの梅苑は、なんと 50 種 1500 本の梅が植えられているそう。苑内には展望台が設けられており、紅と白の梅がまるで大海のように眼下に広がる、壮大な景色をお楽しみいただけます。

【3.京都御苑】

京都御苑の梅林

御苑西部にある梅林には 200 本ほどの梅が花を咲かせます。暖かい日には梅の木の下にピクニックシートを広げ、梅見を楽しむ人の姿もコロナ以前には見られました。遅めに咲くことで知られる京都御苑の梅の木は 2 月中旬から、桜の咲き始める 3 月中旬頃まで楽しむことができます。

梅は、花だけでなく、枝ぶりや、香りも楽しめます。京都も少しずつ暖かくなってまいりましたので、2月下旬には美しい梅をご覧いただけると思います。京都で一足早く春を楽しむ旅はいかがでしょうか。

撮影・構成:下岡広志郎

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Profile

下岡莉香

しもおかりか 大阪府出身。奈良女子大学卒業後、繊維商社で生地輸出を担当。より活躍できる場を求めて退社後、夫婦で1年5ヵ月44ヵ国世界一周の旅へ。日本文化の奥深さに目覚め、町家一棟貸しの宿kariganeを開業。一児の母。 karigane公式HP:https://rokushou.net/karigane/ Instagram:https://www.instagram.com/karigane.kyoto/?hl=ja

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