【モルディブ旅の新機軸②】ラグジュアリーの本質を知る「OZEN RESERVE BOLIFUSHI(オーゼン・リザーブ・ボリフシ)」
2025.12.9
2025.12.9
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スパは、ここでも水上ヴィラでプライベート感たっぷりに受けることができる。メニューは「コーラル・カーム・マッサージ」を選んだ。1時間かけて、ゆっくりと背中、首、肩、頭皮のマッサージで上半身をほぐしてくれる。
マードゥーもそうだったが、ヴィラに入ると最初に足を洗ってくれる。ボウルの中で足についた白砂を優しく丁寧に落としてくれるのがうれしい。とても大切にされているのが手から伝わってくる。「モルディブでの家へお客さまを迎える時の伝統的なおもてなしです」とセラピストが教えてくれた。マッサージも好みの強さに合わせて、何度も確認しながら調整してくれる細やかさ。終わったころにはエネルギーをもらった気がした。






スパのメニューはすべて、自然の5元素と考えられている、木、火、土、金、水のポジティブなエネルギーを取り入れたオリジナルのトリートメント。「VOYA(ボヤ)」というアイルランドのオーガニック海藻スキンケアブランドのオイルを使っているが、これが香りも浸透もよく、帰りにはお土産でいくつかのコスメを買ってしまったほど。エイジングケアによいアイマスクなどもある。世界中のラグジュアリースパで採用されている、いま旬のブランドらしい。ちなみに調べてみたところ、いくつかのコスメは2025年から日本でも展開が始まっている。

このスパではワークショップも面白い。ココナツシュガーの作り方を学べるクラスやサウンドヒーリングのようなマインドフルネスのセッションがある。いくつかのヒーリングボウルの音色を聞きくらべながら瞑想(めいそう)をするサウンドヒーリングでは、フランスから来た親子(母と小さな息子)が参加をしており、トレーナーに「先週以来ですね」と声をかけられていた。少なくとも1週間は滞在していることになるので、なんとも羨ましい限りだ。



基本的に、海でのアクティビティは料金がかかるがスペシャルだ。プライベートヨットのチャーター、水上フィットネス、半潜水船アドベンチャー、プライベートダイビング、ジェットスキー、バナナボート、サンセットフィッシングなどが用意されている。

シュノーケリングのツアーもあり、おすすめはサメやウミガメと泳ぐツアー。サメと言ってもナースシャークという、優しく、人間になれた種類なので襲ってはこない安全なサメだ。残念ながら写真は撮れなかったが、サメが群れで泳ぐ姿は壮観。また、ウミガメがまるで空を飛ぶように悠々と目の前を泳いでいく美しい姿も印象的だった。竜宮城は本当にあるのではないかと思わせるような神秘の世界。スケジュールに1時間ほどとあり、そんなに長い時間のシュノーケリングに耐えられるか不安だった。船から海に飛び込んだら、すぐには戻れないからだ。それでも、そんな不安は海の魅力の前では杞憂(きゆう)にすぎず、あっという間の1時間だった。


そばで潜るポイントへ案内をしてくれたスタッフのマリアが、鼻歌を歌いながら何度も素潜りをしていたのも、リラックスさせてくれたのかもしれない。「海が好きなの」と尋ねてみると、「大好き。とくにモルディブは素晴らしくて、旅行で来てすっかり魅了されて、この仕事についたの」と話してくれた。スペインから1年間の契約で訪れているが、そろそろ家族が恋しいとも言っていた。

そして、絶対にトライしてほしいのがパラセーリングである。今回、いつかやってみたいと思っていた夢がかない実際に体験してみた。旅慣れた人たちが“世界一の美しさ”という極上の楽園を鳥の視点で目にできる幸福は、まさに一見にしかず。どこまでも続く水平線の上を飛びながら、リゾート周辺の多彩なブルーに彩られた世界をたった一人で満喫できるなんて、言葉にならない感動がある。20分ほどの空中遊泳で、新たなリゾートの楽しみ方を知った。


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