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【モルディブ旅の新機軸②】ラグジュアリーの本質を知る「OZEN RESERVE BOLIFUSHI(オーゼン・リザーブ・ボリフシ)」

プールに浮かぶアフタヌーンティー仕立ての朝食

せっかく、おこもりステイをしたくなるようなヴィラに宿泊したなら、一度は体験してほしいのが「フローティング・ブレックファスト」だ。別料金にはなるが、ヴィラにあるプールを生かした朝食だ。文字通り、プールに“フローティング(浮いている)”朝食をプールに入りながらいただく。

メニューは「コンチネンタル・ブレックファスト」と「ライト&ヘルシー」の2種類。違いは、コンチネンタルではハムやチーズ、パンの盛り合わせが選べることだ。オールインクルーシブで、連日のようにおいしい食事やドリンクを享受しているため、ここではライト&へルシーをセレクトした。

朝、早めに起きてプールでリフレッシュしていると、スタッフが大きなバスケットを持って現れ、バスケットの中に朝食をセッティングしてプールに浮かべてくれた。「バランスが大切だから、注意してください」と言われて中をのぞいて驚いた。アフタヌーンティーでよく使われる3段トレーに、寿司がのっていたのだ。プールに入りながらのアフタヌーンティー朝食なんて、このリゾートぐらいではないだろうか。寿司は、マンゴーの巻物が意外にもおいしかった。スモークサーモンやフムス、トロピカルフルーツを大満足のうちにまたもや完食してしまった。

もう一つ、朝食でおすすめしたいのはエキゾチックなアラブ式のおもてなしと料理を楽しめる「SANGU BEACH & BAR(サング・ビーチ&バー)」のピタパンサンド。軽めに済ませたい時にもちょうどよい量だ。

モルディブにこだわるなら、ビュッフェスタイルの「VISTA DEL MAR(ヴィスタ・デル・マール)」でアラカルトの「モルディビアン・ブレックファスト」も面白い。松花堂弁当のスタイルで、ツナカレー、ピタパン、付け合わせが詰められている。この2種の朝食はオールインクルーシブに含まれている。

モルディビアンブレックファスト

寿司から中東、インドまで多彩なダイニングを“クルーズ”

「オーゼン・リザーブ・ボリフシ」のレストランは、個性豊かなものが多い。プランに含まれているレストランとしては、先に挙げたアラビア料理の「サング・ビーチ&バー」、ブッフェスタイルの「ヴィスタ・デル・マール」、夜のみオープンのインド料理の「サフラン」がある。

「サング・ビーチ&バー」では、ディナーにはベリーダンスのショーが催される。香り高いタジン料理やジューシーなグリル料理など現代的にアレンジされたアラビアン料理を堪能しながら、異国情緒あふれる夜を過ごせる。幅広いフレーバーのシーシャー(水タバコ)、モロッココーヒーも用意しているので食後のリラックスタイムまでゆったりとした時間に身をまかせてみてほしい。

オープンエアが心地よい「サング・ビーチ&バー」
エキゾチックな内装
「サング・ビーチ&バー」には石窯がある
日中、ビーチを眺めながらくつろぐのに最適なバー
夜の雰囲気 
photo: THE OZEN COLLECTION

「ヴィスタ・デル・マール」では、ぜひ寿司にトライを。リゾートによく通う食通の日本人ゲストのご指南により、日本から遠く離れた南国でなかなかおいしい寿司をいただける。他国のゲストにも大人気なようで、朝食、ランチ、ディナーとどの時間帯でも喜んでお皿に盛っていく人たちを実にたくさん見かけた。このレストランは予約不要で、それぞれの食事の時間帯にカジュアルにふらりと入れて、多国籍のメニューがビュッフェで味わえる。自分のお腹の許容範囲でさまざまな味を“探検する”にはもってこいだ。

「ヴィスタ・デル・マール」の建物はモダン
カントリー調の「ヴィスタ・デル・マール」の内装
フルーツのビュッフェ
寿司の種類も豊富
テラス席のテントの台座がハートになっていた

「サフラン」は、名前のとおり香辛料のサフランを中心に使ったインド料理をターリースタイル(一皿にさまざまな料理がのっているスタイル)でもてなす。サフランはインドとその周辺諸国で多用されるもので、古来ロイヤルファミリーが珍重してきた。その歴史を感じさせるような幻想的な空間と演出に、千夜一夜物語に迷い込んだような気持ちにさせられる。地元の魚を使い、野菜もふんだんに用いられた料理は本場インドで供される料理よりもマイルドで日本人好みといえる。

松明(たいまつ)が迎える「サフラン」のエントランス
「サフラン」の入り口ではサリーをまとった女性が手を洗う水をかけてくれる
中庭を通ってレストランへ
ラグジュアリーテントのような席もある
ターリースタイルのディナー

ドリンクだけで済ませたい時やハイティーでランチ&ディナーを兼ねる場合には、オールデイダイニングのように利用できるプールバー「オザール」が便利だ。夕暮れ時に、ディナーの前のアペリティフも格別な一杯になる。

「オザール」のエントランス
「オザール」にはプールが併設されている
「オザール」の中央にはお酒のボトルのタワーが
カクテルも南国の雰囲気が漂うものがある
テラス席は午後の憩いの場所に
夕方にシャンパンとともに楽しめるハイティーはボリュームたっぷり

4泊以上で利用できるレストランが2つあり、いずれも夜のみの営業となる。ひとつは中国、タイ、インドネシア、マレーシア、日本の料理を中心にした多彩なアジア料理を楽しめる「ソイ」。モダンなガラス張りの建物も魅力で、大人気なのに席数が限られているので早めの予約が望ましい。秘伝のスパイスやハーブを使ったサテや焼きそばのようなメニューが並ぶ。

ガラス張りの「ソイ」 
photo: THE OZEN COLLECTION
レストランは2階建てで、上は吹き抜けになっている 
photo: THE OZEN COLLECTION
メニューにはアジア料理が並ぶ 
photo: THE OZEN COLLECTION

もうひとつは、海上に席が設けられた「オリジン」。フレンチをベースに、ワインとのマリアージュを堪能できるファインダイニングだ。天候によっては海上の席が利用できないため、予約をする際にはバトラーに確認してから決めたい。

天候がよければテラス席のリザーブを 
photo: THE OZEN COLLECTION

ラグジュアリーリゾートならではのオーダーメイドダイニングも充実。サンドバンクピクニックやビーチダイニング、サンライズブレックファストなどバトラーに相談すれば、これまでの経験をもとにそのゲストだけの唯一無二の食体験を提案してくれるはずだ。

マードゥーでも感じた食材のフレッシュさは、ボリフシも同じ。それは、リゾート内に「シェフズガーデン」を設け、トロピカルフルーツ、旬の野菜、ハーブ、エディブルフラワー、マイクログリーンなどを100%オーガニックで栽培しているからだ。リゾート内ではランの栽培も行っており、サイクリングや散歩中に島内の随所で美しく咲く姿を眺められるのもよい。

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