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お金を増やすために新NISAとiDeCoをどう使う?

会社のiDeCoと個人利用のiDeCoは違う?

iStock.com/stockfour

―会社でもiDeCoをやっていますが、会社で行っているiDeCoとは別に個人でも行うことは可能なのでしょうか?

よく勘違いされますが、会社でおこなっているのは企業型DC(企業型確定拠出年金)と呼ばれるものです。企業年金の一種になります。

企業年金とは、退職後の従業員の生活を豊かにするため、公的年金に上乗せ支給されるものになります。福利厚生の一環で会社の委託を受けた運営管理機関が選定した運用商品から選択します。対象は厚生年金被保険者で、事業主掛金と加入者掛金があります。掛け金を会社が負担してくれている場合、個人にとっては有利な投資となります。この場合も選択する商品はS&P500指数連動投資信託をおすすめします。
※企業年金を実施していない中小企業向けにiDeCo+もあります。

iDeCoは個人型確定拠出年金になります。自営業者は月額6万8000円、会社員は月額2万3000円が上限になります。厚生年金被保険者で企業型DCをおこなっている場合、iDeCoとの併用は可能ですが、上限額が減額されますので、お勤めの会社でご確認ください。iDeCoで投資を行う際も同様に、S&P500指数連動投資信託をおすすめします。

―iDeCoやNISAをやっている場合、会社での年末調整以外に確定申告を行う必要があるのでしょうか?

iDeCoを利用する場合、自営業者は確定申告が必要ですし、会社員は年末調整で会社へ申告してください。投資金額分が課税対象から控除され、税金が安くなります。NISAの利用には、確定申告や年末調整は必要ありません。

edit: Ryoko Morita

お金を増やすために、まず知っておきたいこと

Profile

大槻博史

1969年生まれ。同志社大学商学部卒、JAIMS(日米経営科学研究所)マネジメントプログラム、UCバークレーExtension ITビジネス、ファイナンス修了。


金融機関勤務を経て、2005年よりHIRO International Consultingとしてアセットマネジメント業務に従事し主に投資助言業務を行う。


事業再生、マーケティング、ファイナンス業務に精通し、各企業へのコンサルティングを行っている。個人ではS&P500連動の投資商品への積み立て投資を中心に資産形成を行っている。

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