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韓国の歴史と現在が交錯する慶州 大陵苑と皇理団キルを巡る

大陵苑の正門から歩いて10分ほどのところにあるのが、若者や観光客が集まる皇理団(ファンニダン)キル。皇南洞(ファムナムドン)と呼ばれる地域にあった大通りが、大人気の韓国ドラマ「梨泰院クラス」でも有名なソウルの人気ストリート・経理団(キョンニダン)キルにちなんで、そう呼ばれています。

皇理団キル
大勢の人でにぎわうメインストリート。約400メートルの通りの両側に様々な店舗が並ぶ

メインストリートには、カフェやレストラン、ベーカリーなどが立ち並び、多くの人でにぎわっており、韓国の最新スイーツなども楽しむことが出来ます。韓服をレンタルできるお店も多く、通りでは伝統衣装に着飾った若者を見かけます。

ところが、ひとたび大通りから横道に入ると、ノスタルジーを感じさせる静かな風景が広がっています。古い街並みが残る路地にも、おしゃれなカフェやバーが点在しており、周囲一帯を散策してみたくなること請け合いです。

皇理団キルの裏道
古い建物が並び、どこか懐かしさを感じる静かな路地
裏通りにあるカフェ
裏通りにあるカフェ。静かで、ゆったりとした時間が流れている

日が暮れ始めた頃、大陵苑から歩いて10分ほどの校洞(キョドン)にある月精橋(ウォルジョンギョ)を訪れてみましょう。記録では統一新羅時代の760年に建造された木造橋で、2018年に復元されました。日中に眺めるその美しさもさることながら、夜間にライトアップされた姿は格別です。橋のそばの川面には飛び石が並んでおり、川を渡りながら、幻想的な風景を楽しむことも出来ます。

月精橋
ライトアップされた月精橋の門楼。橋の全長は66.15メートル
月精橋の夜景
月精橋を背景に飛び石で川面を渡る人たち

韓国の歴史と現在。2000年の時の流れを1日で体験する街、慶州をぜひ訪れてみては。

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