Feature

女優・小雪に学ぶ、自分らしく、そして、しなやかな生き方
2022.12.8
奥の奥から放たれる、眩いほどの輝き。それでいて、まるで大地の一部であるかのような静けさ。揺るぎない「生き方」が存在から滲み出ているからこそ、圧倒的な引力を放つ人。女優・小雪さんだ。東京と地方の「2拠点生活」を始めて4年目。「演じる」はそのままに、「育てる」「暮らす」「作る」、そして「生きる」……、と極めてナチュラルに、たくさんの「顔」を楽しんでいる、小雪さんの今。唯一無二の美しさ、その秘密に迫る。
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2022.12.8
奥の奥から放たれる、眩いほどの輝き。それでいて、まるで大地の一部であるかのような静けさ。揺るぎない「生き方」が存在から滲み出ているからこそ、圧倒的な引力を放つ人。女優・小雪さんだ。東京と地方の「2拠点生活」を始めて4年目。「演じる」はそのままに、「育てる」「暮らす」「作る」、そして「生きる」……、と極めてナチュラルに、たくさんの「顔」を楽しんでいる、小雪さんの今。唯一無二の美しさ、その秘密に迫る。
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「何より、田舎は空気が美味しいですよね。大自然の中に身を置くと、自分は生かされているんだと、実感できる。不便なことはあるけれど、『情報量』が減るので、やっぱりほっとします」
いい意味で「流されるように」決めたという2拠点生活が、今ではすっかり板についた。多忙を極める小雪さんだが、「子育ても仕事も、もちろん大変だけれど、どうせしなくちゃいけないことなら、メリハリを持ってこなしたい」と穏やかに語る。
「日々のルーティンで、特に大切にしているのは……、食事かな? 私が5歳くらいのころから、母は玄米食で育ててくれたし、味噌や梅干しも手作りしていて、私も手伝っていたんですよね。その記憶を辿りながら、母が私にしてくれたことを当たり前のように子供に対して繰り返している気がします。
『食育』の意識をちゃんと植えつけていきたいから、できれば一日一回は必ず野菜たっぷりのお味噌汁を食べさせるなど、発酵食品を習慣づけています。週に一度まとめて食材を買ったら、それぞれあとでアレンジできるように、さっと下味をつけて使う分ずつラップをしておくんです。例えばお肉なら、味噌につけておいたり、シードルと塩、ハーブでつけておいたりといった具合に、メニューのバリエーションを作って。
あとはちょっとした惣菜や箸休めを、隙間時間で作りますね。午前の仕事の合間に一品、午後、子供を迎えに行くまでに一品など、20分以内で作れるものをいくつか作っておくと、夕方に焦らなくてすむでしょう? いかに自分が楽にご飯を作れて、かつ、成長期の子供に栄養を与えられるか。タイムマネージメントをすると、主婦としてのスキルも上がるし、帰ってきた子供たちと一緒に過ごす時間も増えるんです」
ウールン商会(エルマンノ シェルヴィーノ)tel: 03-5771-3513
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©︎marie claire/photo: Akinori Ito〈aosora〉 / hair & make-up: Hiro Odagiri / styling: Hiromi Oshida / interview & text: Chitose Matsumoto / cooperation: Emi Sugiyama
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