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リリ・ラインハート、女優、作家、活動家などマルチに活躍する新時代のミューズ

アメリカのドラマシリーズ「リバーデイル」でブレイク

強い意志と明確なビジョンを持ったリリは今年、26歳。オハイオ州クリーブランドで生まれた彼女は幼い頃から女優になるのを夢見て、12歳の時からNYやLAでオーディションを受け始める。2010年に短編映画でデビューし、17年に始まったアメリカのドラマシリーズ「リバーデイル」で一気にブレイク。劇中ではメインキャラクターの一人、ベティ・クーパー役を演じ、最新作のシーズン6にも出演中だ。さらにジェニファー・ロペスが主演した大ヒット映画『ハスラーズ』(19年)でも好演し、世界中にその存在をアピールした。

そして今年、リリは一流のセレブリティたちが集結するファッションの祭典「メットガラ」にも出席。その際、ドレスを着るために過激なダイエットを行ったキム・カーダシアンについて、名指しはしないまでも自身のインスタグラムで、「摂食障害を促進し、多くの若者たちに悪影響を与える」と異論を唱えた。そんな彼女は、自身も体形や体重についての強迫観念に苛まれていると告白。その上でメンタルヘルスとボディイメージの問題について取り組む活動にも携わっている。

「体形についてのトピックは私が求めていたものではなく、自然と生まれたもの。この話題に触れるのは私自身がありのままの姿だから。体形について私も苦しんでいます。私には自分の問題について話すことで繫がりを持ち、解決し、孤独ではないと感じることが必要なのです。それが今では、本当に誇りに思え、喜んで話すことができる一連の活動に繫がりました」

リリ・ラインハート
2022年WIFの授賞イベントで「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞®」を受賞したリリ・ラインハート ©Getty Images for Max Mara

体形に関する彼女の悩みは世界中の女性たちと同じ。そして、日々のファッションを楽しむ姿勢もまた、私たちと一緒のようだ。

「最近になって、いろいろなスタイルに挑戦する機会が増えたことでファッションが楽しくなってきました。特定の好みの装いがあるわけではなく、その時の気分によって、服を選びますね。ミラノで観たマックスマーラ2023年春夏のショーは、とても美しいコレクションで、滅多にないことなのですが、全部着てみたいと思いました。ブレザーとパンツの組み合わせがどれも素敵で!」

女優、プロデューサー、作家などマルチに活躍

現在、リリは女優のみならず、プロデューサーとしても活躍し、エンタメ業界の古い体質を打破する役割にも挑んでいる。

「できるだけ多くの女性に関わってもらい、女性の物語を伝えていくことが私たちにとって重要な目標。女性たちが受け入れられ、この業界で活躍してほしいと考えています。私が自分の制作会社を設立し、女性でも真剣に受け止めてもらえることができるのは、信じられないほど幸運なこと。10年前なら、こんなチャンスはなかったと思うから。私たち女性はこれまで過小評価されてきました。そろそろ平等な機会を与えられるべきです。マックスマーラが女性の問題に素晴らしいスタンスで取り組み続けていることは、すごいことです。私はその一員になれて本当にうれしいです」

「マックスマーラ」創業家の3代目で、グローバル・ブランド・アンバサダーのマリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティ(左)とリリ ©Getty Images for Max Mara
お問い合わせ先

マックスマーラ ジャパン tel: 0120-030-535

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