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「ダミアーニ」のCEOジェローム・ファヴィエが来日。新作の「ベル エポック」の魅力とは?

「ダミアーニ」グループ CEOジェローム・ファヴィエ氏/photo: Norihiro Shigeta

「ダミアーニ」のアイコンともいえるコレクション「ベル エポック」がさらに進化。最新作「ベル エポック・リール」は、ミニマルでいながら動きのあるデザインが新鮮。「ダミアーニ・グループ」CEO、ジェローム・ファヴィエ氏へのインタビューを交えながら、新しいコレクションの魅力に迫る。

タイムレスなジュエリーを目指して

イタリアは、実は世界屈指のジュエリー大国。この国で仕立てられたジュエリーは、古くはルネッサンスの時代からさまざまな国へと輸出されている。中でもヴァレンツァは、イタリアでも特に優れたジュエリーの生産地。ダミアーニはこの地で1924年に創業した。

「創業者エンリコ・グラッシ・ダミアーニが20世紀初頭にパリを訪れたとき、そこには“ベル エポック”と呼ばれる文化が花開いていて、エンリコはすっかり魅了されました。人々を取り巻くあらゆるものが新しくなり、自動車、飛行機、ラジオなどが登場して新世紀を祝っていました」

こう語るのはダミアーニ・グループ CEO 、ジェローム・ファヴィエ氏。ダミアーニ一族から経営を任され、2018年からブランドを率いている。

「エンリコが特に惹きつけられたのが、当時は画期的だった映画です。そこで今回の最新作“ベル エポック・リール”では映画にフォーカスすることになりました。昔のフィルムにはひとコマずつシーンが焼きつけられていて、両側にリールに巻くための目打ち穴が開いていますよね。あの無限のダイナミズムを再解釈したデザインです」

お問い合わせ先

ダミアーニ 銀座タワー/03-5537-3336

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