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「ダミアーニ」のCEOジェローム・ファヴィエが来日。新作の「ベル エポック」の魅力とは?

スムースに回転する新作の「ベルエポック・リール」

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』でトト少年が映写していた白黒フィルム。まさにあのイメージ。映写機にとりつけたリールがくるくると回転するように、新作リングもセンターの部分が軽やかに回転する。ネックレスにあしらわれたトップも、くるくる。とてもスムースに回るのが驚きだ。

「動きがあって楽しいでしょう。遊び心もありますよね。こうしたキネティックなデザインは、古きよき時代のフィルムを表現しているだけでなく、デジタル化が進んでスピーディに更新される現代のソーシャルネットワークをも表しています。さらに、ジェンダーレスでもあります。男性が女性に贈ってもいいし、その逆でもいい。カジュアルな昼の装いにも、夜のドレッシーな装いにも似合います。マルチなジュエリーなのです」

フィルムリールのように回転するジュエリーは、いくつかのパーツを精密に組み合わせて作られているそう。組み立てにほんのわずかな誤差があってもなめらかに回転しなくなるので、高度な職人技が必要なのだという。さすがメイド・イン・イタリー!

〈左から)ベル エポック・リール リング/ [PG×ダイヤモンド](ダイヤモンド約0.33ct)¥577,500 、[WG] ¥328,900、[PG×ダイヤモンド] (ダイヤモンド約0.64ct)¥729,300 、[YG] ¥209,000/すべてダミアーニ
〈上から〉ベル エポック・リール ブレスレット/Sサイズ~ [YG] ¥657,800、Sサイズ~[WG×ダイヤモンド]¥1,518,000、17cm~[WG×ダイヤモンド](ダイヤモンド約0.67ct)¥1,518,000、17cm~[YG](約0.74ct)368,500〜、17cm〜[PG] ¥368,500〜/すべてダミアーニ

クラフトマンシップを受け継ぐダミアーニ家

「エンリコから3代続くダミアーニ家の人々がグループのトップにいて、イタリアでデザインされ、イタリアの伝統的な職人技を用いて、イタリアで作られていることに誇りを持っています。どんなデザインでも、エンリコの孫でプロダクト全般を統括しているジョルジョ・グラッシ・ダミアーニの目にかなったものでなければ製品化はできません。オーセンティックな高級品を作り続けるには、こうした昔ながらの家族経営が適しているのです」

ダミアーニは2019年に「ダミアーニ・アカデミー」を発足。ジュエリー業界のオスカーと呼ばれたダイヤモンド・インターナショナル賞を18回も受賞したデザイン力、技術力をヴァレンツァの若い世代に伝えようとする試みだ。

「アカデミーには現在25人の生徒がいて、専門的なトレーニングを行っています。一人前の職人になるには10年、あるいは20年とかかりますから、次世代の担い手の育成と教育はとても重要で、私たちのミッションにもなっています」

〈左から〉代表取締役副社長兼商品開発部門責任者 ジョルジョ・ダミアーニ、代表取締役会長 グィド・ダミアーニ、代表取締役副社長兼イメージ戦略・コミュニケーション部門責任者 シルヴィア・ダミアーニ


お問い合わせ先

ダミアーニ 銀座タワー/03-5537-3336

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