英・キャサリン皇太子妃とメーガン妃、エレガントvs.モードな洗練コートスタイル

©️WPA Pool/Getty Images , Jackson /Getty Images
英・キャサリン皇太子妃といえば、クラシックなコートを好み、気品あふれるスタイルが定番のエレガント派。一方、メーガン妃は、シンプルシックなコートをスタイリッシュに仕上げるモード派。同じ色や柄でも雰囲気が違う、2人の洗練コートスタイルをお届け。
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英・キャサリン皇太子妃といえば、クラシックなコートを好み、気品あふれるスタイルが定番のエレガント派。一方、メーガン妃は、シンプルシックなコートをスタイリッシュに仕上げるモード派。同じ色や柄でも雰囲気が違う、2人の洗練コートスタイルをお届け。
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品格漂うスタイリングが、多くのロイヤルファンに支持されるキャサリン皇太子妃。旬の“クワイエット・ラグジュアリー”を得意とし、王室離脱後もファッションアイコンとして注目を集めるメーガン妃。どちらも特に評判なのがコートスタイル! 2人が選ぶコートは、10年経っても着られそうなタイムレスなデザインで、合わせやすそうなものばかり。トレンドに左右されず、いつまでも色あせないロイヤルな着こなし、ぜひ参考にしてみて。
キャサリン皇太子妃
キャサリン皇太子妃もメーガン妃も、登場回数がもっとも多いコートといえば、優美でノーブルな魅力を放つ「キャメル」。
ロング丈を中心に、トーンが異なるキャメルのコートを数型、さらにそれぞれを何度も着まわしているキャサリン妃。2022年11月3日(以下、すべて現地時間)、ウィリアム皇太子とともに英北東部・スカボローを訪れた際には、明るいキャメルカラーのマックス&コーのラップコートを、ワントーンでとびきりエレガントに着こなした。襟元に映えるのは、第1次世界大戦終結を記念する11月11日「リメンバランスデー」のシンボルである、赤いポピーの花のブローチ。
インナーに選んだのは、タートルネックがIラインを強調する、コートとほぼ同色のきれいめなハイゲージニットワンピース。なめらかな素材感とほどよいミディ丈が上品なムードを漂わせる1枚は、ガブリエラ・ハーストのもので、キャサリン妃はボーデンのやや濃いキャメル色のベルトでウエストマークして、さりげなくメリハリを演出した。
小物はロンドン発デメリエーのクラシカルなワンハンドルバッグとラルフ・ローレンのポインテッドトゥパンプスを同系色でリンクして、クラス感をアップ。ラグジュアリー感を意識しつつ、プチプラブランド、アクセサライズのピアスで“ハズす”のが、大人の遊び心。
2022年1月20日(現地時間)、ウィリアム皇太子とランカスターを訪れたキャサリン妃。この日は王道のキャメルカラーで、マニッシュなダブル仕立てをチョイスした。すらりと縦長シルエットが際立つマキシ丈のカシミアウールコートは、ザラの姉妹ブランド、マッシモ・ドゥッティのもので、2020年から着まわしているお気に入り。
中に着用しているエレガントなキャメルブラウンのセットアップは、“ネット上のアウトレット”、ザ・アウトネットのオリジナルブランド、アイリス&インクのもので、トップスもスカートも、ウエストまわりだけリブニットの編み幅を細くしたユニークなデザイン。どうやらこちらもキャサリン妃のお気に入りのようで、色違いのフォレストグリーンを着用しているのをキャッチされたことも。
ロング丈のスカートにはキャラメル色のロングブーツをレイヤードして、絶妙なグラデーションコーディネートを完成させた。同系色でまとめた着こなしに表情を出してくれるスウェード素材の1足は、サンローランのもの。
この時、訪問先の病院でセラピードッグ、コッカプーのアルフィーとご対面したキャサリン妃。アルフィーくんを抱っこした際、申し合わせたようにコートとカラーリンクしていると話題に!
メーガン妃
2023年8月10日、ヘンリー王子と2人の子どもたちと暮らす自宅のある米カリフォルニア州モンテシートでキャッチされたメーガン妃。この日は気温20度程度と穏やかな天候だったそうだが、真夏にウールコートを着用していたことに、ネット上では驚きの声が上がった。
こちらのリュクスなキャメルカラーのローブコートは、メーガン妃がリピート愛用しているマックスマーラのもの。首元にはエルメスのシルク混カシミアショール「レイユール・デテ」をボリュームたっぷりな巻き方でアピールして、エレガントなアクセントにした。中にはクリーム色のニットと、クロップド丈で抜け感のあるフレームのホワイトスキニーを合わせて、軽やかにスタイリング。さらにジバンシィのロゴベルトとお気に入りのシャネルのバイカラーフラットシューズで、リッチに味付け。キャメル×ホワイトの洗練カジュアルに仕上げた。
この時、ノーメイクだったメーガン妃はゴヤールのトートバッグを持ち、スマホを手にしていたが、左だけコートの袖口を少し折り返しており、手首には何やら紺色のシールが。米サイト『Page Six』の調べで、これが抗ストレスパッチであることが明らかとなり、ちょうどヘンリー王子との不仲説がささやかれていた時期だったことから、大きな注目を集めた。
2020年1月7日、この年最初の公務で、ヘンリー王子とともにロンドンのカナダ高等弁務官事務所(カナダ・ハウス)を訪れたメーガン妃。キャメルカラーのダブルコートを主役に、上品で温かみのある、茶系の濃淡コーディネートを披露した。
スリムなシルエットで知的な印象を演出するコートは英誌『HELLO!』によると、メンズウェアでも有名なロンドン発ブランド、リースのもの。インナーはマッシモ・ドゥッティのカシミアウールのタートルニットと、サテン地のミディスカートで質感をミックスしながら、チョコレート色で統一した。
ひらひら揺れるフェミニンなスカートの足元には、2018年の公務で初登場させたジミー チュウのベルベットパンプス「Romy」をチョイス。ブラウン系でそろえつつ、スカートとはひと味違うツヤ感をプラスした。手元にはイスタンブール発ジュエリーブランド、キスメット・バイ・ミルカのサークルチャームで飾られた、きゃしゃなローズゴールドのブレスレットを煌めかせている。
この日、終始にこやかな笑顔を見せていたサセックス公爵夫妻だが、なんとこの翌日、現在は更新休止となっているインスタグラムのアカウント@sussexroyalで王室離脱を突然発表。世界中を騒然とさせた。
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