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「シャネル・ネクサス・ホール」にて写真家、安珠の『A girl philosophy – ある少女の哲学』がスタート

内省のはじまり 01 ©Anju

日本の写真家として活躍する安珠の写真展『A girl philosophy - ある少女の哲学」』が「シャネル・ネクサス・ホール」で1月18日(水)から2月12日(日)開催する。

パリコレモデルから写真家へ転身

学生時代にモデルとしてスカウトされ渡仏した安珠。パリコレに出演し、多くのファッション誌を飾る国際的なモデルとして活躍したのち、1990年に出版されたフォトブック『サーカスの少年』で写真家としてのキャリアをスタートさせた。文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を表現している。

シャネル写真展 オフィーリアをミレイはバスタブで描いた
オフィーリアをミレイはバスタブで描いた ©Anju
シャネル写真展 リボンドレス
Ribbon dress ©Anju
シャネル写真展 『太陽の東 月の西』
『太陽の東 月の西』©Anju

『不思議の国のアリス』や『青い鳥』がモチーフ

今回の展覧会では、安珠がライフワークとして取り組んできた“少年少女の内なる世界”を表現するシリーズの最新作を紹介。新作約50点に加え、映像および過去の作品を交えた構成で展示される。

シャネル写真展 『青い鳥』心眼
『青い鳥』 心眼 ©Anju

『不思議の国のアリス』や『青い鳥』といった様々な児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、その心に留めた出来事について内省を深めていく過程を写真で魅せている。不確かな現実に生きる少女が、真理を求め旅する夢幻の物語の世界を描き出している。

目に見えないものを捉えた幻想的な作品群を、お見逃しなく。

text: Takumi Hanya、edit: Miyuki Kikuchi

・展覧会概要
『A girl philosophy – ある少女の哲学』安珠 写真展
会期:2023年1月18日(水)~2月12日(日)
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
開館時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)
会期中無休・入場無料・予約不要
主催:シャネル合同会社

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