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瀧本幹也「祈り」の写真展。大阪市中央公会堂で開催中!

 2020年、京都・妙満寺で開催された写真展『CHAOS 2020』。人智の及ばない大自然をとらえた作品群の中に、南極大陸で撮影された7連作品があった。そこに添えられた1点の菜の花の写真。その存在が示唆したのは、厳しい冬の先にある春を見つめる写真家のまなざし…。 それから1年。写真家・瀧本幹也が「祈り」をテーマに撮りおろした新作映像とプリントによる写真展『PRIÈRE』を開催している。

展示会場は国の重要文化財に指定される大阪市中央公会堂。その中でも、現代では再現できない職人の技巧にあふれ、部屋そのものが芸術品といわれる特別室にて開催。4K大型プロジェクションに映し出される映像作品と、厳選されたプリント作品がとらえた光の瞬きは、「祈りのオーケストラ」をテーマとした展示空間を織りなし、来場者自身の内側に触れるような体験を生み出す。
コロナ禍における写真の在り方を問い続けてきた瀧本幹也氏による新作を、ぜひお見逃しなく。

【開催概要】
瀧本幹也写真展『PRIÈRE』
会期   2021年12月16日(木)-12月25日(土) 会期中無休
時間   15:00~21:00 (最終入館は30分前まで)
     最終日は15:00-18:00(最終入場 17:30)
会場   大阪市中央公会堂 3階 特別室
住所   大阪府大阪市北区中之島1-1-27(https://osaka-chuokokaido.jp)
入場料  無料

主催:ソニーマーケティング株式会社
協力:株式会社シー・エム・エス、ソニーPCL株式会社、株式会社ゴードー、日本マイクロソフト株式会社 Microsoft Surface
会場構成:村山圭(virt.)
グラフィックデザイン:宇平剛史
音楽:土持悠孝

瀧本幹也 (写真家)
1974 年生まれ。広告写真や CM 映像をはじめ国内外での作品発表や出版など幅広く活動を続ける。 写真と映像で培った豊富な経験と表現者としての視点を見いだされ、是枝裕和監督から映画撮影を任され『そして父になる』、『海街diary』、『三度目の殺人』と独自の映像世界をつくり出している。最近の展覧会に『CHAOS』(Galerie Clémentine de la Féronniére、パリ、2018)、『CROSSOVER』(ラフォーレミュージアム原宿、東京、2018)、『CHAOS 2020』(妙満寺、京都、2020)など。

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