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アーティスト、中北紘子の個展「lullaby」が東京で開催。表現の枠にとらわれない、自由で力強い作品の数々が並ぶ

神戸・ロサンゼルスを拠点に活躍するアーティスト、中北紘子の個展「lullaby」が東京都渋谷区のTIERS GALLERYにて下記の日程で開催する。

本個展は、“子守歌、気持ちを和らげる”を意味する 「lullaby」をテーマに、気忙しく生きる日々の中で、ふと立ち止まって見上げた空に咲く星の感情をイメージした作品を、過去作から近作まで展示。

Sun flower (2018年) 765mm×1020mm×2枚
Mixed media on canvas

絵の具や紙、砂までも素材とした唯一無二の作品には、溢れ出る感情を祈るように描いた作家の世界観が体現され、圧倒的なパワーを感じる。

Mammy (2018年) 610mm×500mm
Oil and sand on canvas
pray no.20200513 (2020年) 348mm×256mm
Mixed media on canvas

また、中北は「人は誰しも現実の社会の中で他者とうまく共存し、滞りない日々を送るために気忙しく生きています。その様な雑踏にまみれた生活から、ふと立ち止まり見上げた空に咲く星の感情をテーマに展示しています。私にとっての星の存在は、どの様な自分であったとしても常に見守り受け入れ、大丈夫と言ってくれる存在です。人は、星に願い事をしたり囁いたり、ついつい甘えて子供の様な感情になってしまいますが、星のもとだからこそ本来の自分を見せることができるのではないでしょうか」と個展開催にあたりメッセージを寄せている。

この機会に、中北紘子の世界観に触れ、本来の自分自身の感情を見つめ直すような作品に出会ってみては。

中北紘子/撮影 操上和美
1981年、兵庫県生まれ。2006年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画科油画専攻修士課程修了後、本格的に創作活動を始める。神戸と米国カリフォルニアのアトリエを拠点に制作を続け、国内外で発表。近年の個展に「Hiroko NAKAKITA」(2021年、NY / Mizuma & Kips)、「Hiroko Nakakita」(2020年、東京/新生堂ギャラリー)、「Objectively」(2019年、兵庫県/ GALERIE ASHIYA SCHULE)、「Blooming」(2018年、ニューヨーク/ GALLERY MAX)、「Flowery colors」(同年、阪急うめだ本店美術画廊)など。
その他「数寄景・NEW VIEW日本を継ぐ、現代アートのいま」(2019年、阪急うめだ本店)、「華美」(同年、GINZA SIX)、「リバーアートフェア2018」(2018年、米マイアミ)、「アートフェア京都」(2013年、京都)など国内外のグループ展やアートフェアにも多数出展。六本木ヒルズクラブ、Castle Hotel & Spa /NYなどが作品を所蔵。
2021年4月神戸旧居留地に自身のギャラリーをオープン。
お問い合わせ先

hirokonakakita.artgallery@gmail.com

展覧会概要
会場 : TIERS GALLERY by arakawagrip 
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-12 
日程 : 12月10日(金)~12月19日(日)
*12/10招待制内覧会
入場無料

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