「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」英国人アーティスト アイザック・ジュリアンの個展を開催
大阪市にある「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が、イギリス人アーティストのアイザック・ジュリアンによる個展「Ten Thousand Waves」を、2024年3月27日(水)から9月22日(日)まで開催する。日本初公開の作品に注目。
大阪市にある「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が、イギリス人アーティストのアイザック・ジュリアンによる個展「Ten Thousand Waves」を、2024年3月27日(水)から9月22日(日)まで開催する。日本初公開の作品に注目。
アイザック・ジュリアンは、西インド諸島のセントルシア島からイギリスに移住した両親のもと、1960年にロンドンで生まれる。1984年にセント・マーチンズ美術学校を卒業し、美術・映像の学士号を取得。ロンドンと米国カリフォルニア州サンタクルーズの間を行き来しながら活動し、ビデオを社会活動の表現手段として用いるイギリス人映像作家たちによるムーブメントを牽引する一人だ。
中華圏の主要な芸術家たちとのコラボレーションを通じて制作された「Ten Thousand Waves」(2010年)は、中国文化へのオマージュとして、役者、場所、時代の混じり合うポリフォニーを立ち上げる、巨大なビデオインスタレーション。
このプロジェクトは、2004年にイギリス北部で違法就労の中国人労働者23人が潮流に巻き込まれて命を落とした、モーカム湾の遭難事故に端を発して制作されたもの。書道、映画、そしてさまざまな神話が交差する地点で、強制的な移動と移民の問題に向き合っている。
本作は、現代アートとアーティスト、それらのインスピレーション源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵コレクションを、世界各国に点在する「エスパス ルイ・ヴィトン」で展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として、日本で初公開される。
text: Tomoe Tamura
「エスパス ルイ・ヴィトン東京」英国出身アーティスト、マーク・レッキーの個展を開催
山本美月が着る「ルイ・ヴィトン」の最新フレンチ・スタイル
鈴鹿央士が着る「ルイ・ヴィトン」の洗練されたデイリースタイル
アイザック・ジュリアンによる個展「Ten Thousand Waves」
会期:2024年3月27日(水)〜9月22日(日)
場所:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
住所:大阪市中央区心斎橋筋 2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F
開館時間:12:00〜20:00
※休館日はルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋に準ずる。
※入場無料
※会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合があります。
リンクを
コピーしました