ハイジュエリーと日本の若き匠の作品が共演。「ショーメ」と美との対話

パリを代表する老舗ジュエラー「ショーメ」。伝統を継承しながら進化を止めないメゾンが、東京を舞台に日本の若き匠とコラボレーションした展示会を開催した。

パリを代表する老舗ジュエラー「ショーメ」。伝統を継承しながら進化を止めないメゾンが、東京を舞台に日本の若き匠とコラボレーションした展示会を開催した。

横浜の三溪園で行われた2021年に続き、2023年も日本の伝統工芸作家たちとタッグを組み、美しい展示会を開催した「ショーメ」。1780年の創業以来、伝統的な宝飾技術を受け継ぎつつ、今も進化を止めない「ショーメ」が日本の伝統を守りながら、新しい解釈で作品を生み出す3名のアーティストと組んだ理由は何なのか? この催しのために来日したメゾンの前最高経営責任者(CEO)、ジャンマルク・マンスヴェルト氏に話を聞いた。

「まずはフランスと日本の出会いができたらと。日本では匠の技を親から子へ、家族で継承していくことが多いと聞いております。それは『ショーメ』も同じで、243年の歴史において、今の工房長は13代目です。また、今回のように異なる分野の壮大な匠の技の“対話”というコンセプトは、『ショーメ』の作品に対して、新しい視点、視野を与えてくれると考えています」
今回の展示会では、陶芸家の奈良祐希、染織家の吉岡更紗、そしてサウンドアーティストの細井美裕の3名に作品を依頼。彼らの斬新なアートピースと「ショーメ」のハイジュエリーが見事に融合した展示により、モダンな世界を見せてくれた。


「なかでも音楽とジュエリーのコラボレーションは新鮮でした。私自身、何度も見て知っているジュエリーなのに、今まで目にしたことがない新たな輝きを、音楽と耳の力を借りることで発見できました。アート作品との対話によって、ジュエリーの魅力がさらに深く掘り下げられたのです。そんな予期せぬ方向へ人々を誘うことこそ、『ショーメ』が求めるやり方です」

現在、世界的な動向に従って、日本においてもハイジュエリーの市場が大きく拡大を見せている。「ショーメ」にとっても日本は重要な国の一つだという。
「身に着ける美しい装飾品でありながらも、いわゆる芸術作品として捉える方も増えていると思います。それにより、投資の対象や次世代へ相続するものへと変化しています」
ハイジュエリーの稀少性や芸術性により注目が集まる今、「ショーメ」は伝統の継承と革新的な物作りを両輪に、さらなる探究を続けている。
ショーメが銀座エリア3店舗目となる「ショーメ GINZA SIX店」をオープン
植物の美しさを映し出す「ショーメ」の新作ハイジュエリーコレクション
ショーメ tel: 03-5635-7057
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©︎marie claire/text: Tomoko Kawakami
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