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自宅で簡単に髪質改善。サラ艶の髪になれる「リバースケア」の方法

乾燥やダメージで艶を失った髪は「リバースケア」で美髪に復活。ヘアケアの順番を変えるだけの簡単なお手入れ方法をご紹介。

冬の髪は肌同様に暖房やドライヤー、乾燥した空気によって水分が蒸発し、大きなダメージを抱えている。乾燥した髪を長時間放置していると、毛先がパサパサとした質感になり艶もなくなってしまう。また、ボリュームが出過ぎて、まとまりにくくもなるから厄介。

そんな冬の髪を、日々のシャンプー時間にひと手間かけるだけで艶髪へと導いてくれるのが「リバースケア」だ。さっそく方法をお届けしよう。

STEP1 シャンプーの前にしっかりとブラッシング

髪表面についたホコリを取ったり、髪の絡みを解消したりする働き、さらに頭皮表面のマッサージや毛穴に詰まった汚れを浮かす働きもあるブラッシング。オイルやスタイリング剤が付着した状態でも大丈夫、頭皮や髪に負担がかからないように、ゆっくりと全体をブラッシング。

STEP2 シャンプー前の髪にヘアオイルを塗布

髪の根元を外し、中間あたりから毛先にかけてヘアオイルを付けてなじませる。10~15分程度おき、オイルの成分をしっかりり浸透させて。シャンプー前のこのひと手間で、ダメージヘアが驚くほど改善される。

STEP3 いよいよ洗髪まずトリートメントをなじませる

一般的には、シャンプーの後にトリートメントだが、順番を逆に行う「リバースケア」がおすすめ。トリートメントは根元から付けるのではなく、髪の中間から毛先のパサつきやダメージの多い部分になじませて。これにより、スタイリング剤の汚れが落ちやすくなり、シャンプーによる摩擦ダメージから髪を守ることができる。さらに、目の粗いコームを使って、トリートメントを均等になじませる。

STEP4 洗い流しすぎない程度に全体を軽くすすぐ

トリートメントをしっかりなじませたら、軽くすすぐ。シャンプーによる摩擦から髪を守るため、トリートメントを完全に落としきらないように注意。

STEP5 シャンプーは泡立ててから髪に付ける

シャンプーを手に取り、しっかりと泡立ててから髪の毛を洗っていく。こうすることで、ヘアオイルやトリートメントの効果を落とすことなくシャンプーができる。すすぐ際は、シャワーヘッドを頭皮にあてるようにし、トップから毛先にかけて流そう。

STEP6 コーミングとトリートメントをゆっくり行う

洗い終えたら、目の粗いコームで髪の流れを整え、再度トリートメントを付ける。トリートメントを髪にもみ込むようゆっくりとなじませる。時間をかけて行うことで浸透率がアップ。

STEP7 洗い流す

頭皮にシャワーヘッドを付けて、トップから毛先にかけて髪全体を洗い流す。洗った後、乾燥やパサつきが気になる人は、洗い流さないトリートメントを付けるのもおすすめ。

リバースケアのメリット

◆カラーの色持ちがよくなる

リバースケアは、パサついた髪だけでなくヘアカラーをしている方にもおすすめ。シャンプーは汚れをオフしてくれるものだが、実は色落ちの原因にも。そのため、シャンプー前に髪にヘアオイルやトリートメントを先につけ、油分でコーティングするリバースケアを行えば、シャンプーによるカラー剤の色落ちを防ぐ効果が期待できるのです。

サロンで高価なヘアトリートメントを受けなくても、毎日のシャンプーにひと手間加えるだけで髪質改善が叶う「リバースケア」。洗い流している時点で、指通りの滑らかさを実感できるはず!

edit: Mie Arisumi

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