ラルフ ローレン、約50年の軌跡がこの一冊に。ビジュアル アーカイブ『ラルフ ローレン キャットウォーク』刊行
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ラルフ ローレンのランウェイコレクションが収められたビジュアル アーカイブ『ラルフ ローレン キャットウォーク』が、5月7日に刊行された。本書は、イギリスのテムズ アンド ハドソン社の累計発行部数250万部を誇るベストセラー「キャットウォーク」シリーズの11冊目。シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトンなどの名だたるメゾンに焦点が当てられてきたこのシリーズに、アメリカのブランドが取り上げられるのは史上初となる。
ファッション界に革新をもたらし、影響を与え続けてきたラルフ ローレン。創業者のラルフ・ローレンは、デザイナーとして初めて「ライフスタイル全体のビジョン」を提示し、スタイル、洗練、そして細部への究極のこだわりを体現するグローバルブランドを築き上げた。
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1967年にポロ レーベルでのネクタイデザインでキャリアをスタートさせた彼は、1972年に妻であり永遠のミューズであるリッキーにインスパイアされた初のフルレディースウェアラインを発表。以来、ランウェイという舞台は、単に服を作るだけでなく「生き方」そのものを創造するという、彼の物語性やビジョンをより豊かに表現する場となっていった。
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© Isidore Montag/Courtesy of Ralph Lauren
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本書を執筆したのは、著名なファッションジャーナリスト、ブリジット・フォーリー。ビジュアルによってブランドの歩みが時系列で紹介されており、Fall 1972 のレディースコレクション デビューから、Fall 2025 のレディースコレクションに至るまで、オリジナルのランウェイ写真が1300枚以上掲載されている。
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© Isidore Montag/iMAX/Courtesy of Ralph Lauren
また、ラルフ・ローレンがランウェイショーを通じて切り拓いてきた、ファッションやデザインへの映画的アプローチに迫るとともに、幅広いバリエーションを内包する、きわめて独自の彼の美学を見てとることができる。
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マスキュリンとフェミニン、無骨さと洗練といった、一見矛盾する要素を融合させながら、約50年にわたり世界中でアメリカンスタイルを体現してきたラルフ ローレン。そのシグネチャールックを生み出したデザイナーの、練達の手腕を間近に感じることができる一冊になっている。
text: Tomoe Tamura
・今年、日本進出50周年を迎える「ラルフ ローレン」
・「ラルフ ローレン 表参道」20周年記念のレセプション開催。森星や長谷川潤らセレブが祝福