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ペリエ ジュエの柔らかな酸味を期間限定イベントで楽しむ【藤﨑聡子のémoi style】

ワインジャーナリストの藤﨑聡子が提案する「émoi style(エモワスタイル)」。なるほど、これは面白そうと思わせてくれる意外な発見や情報を紹介する連載。今回はシャンパン、ペリエ ジュエの魅力とマリアージュの面白さを伝える。

シャルドネの存在はシャンパンの骨格作りであることを知る

2017年に復元された邸宅・メゾン ベル エポック

「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」はプレステージ・シャパーニュメゾン、ペリエ ジュエが作り出したノン・ヴィンテージのアイテム。アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家・エミール・ガレが当時の日本の白いアネモネ(秋明菊)をモチーフにボトルエッチングした「ペリエ ジュエ ベル エポック」は 目にされたこともあると思う。そのシャンパンの基本系の味わいがこのグラン ブリュットに当たる。

ペリエ ジュエは1811年創業以来、シャンパンを通じて自然と芸術の調和をテーマにメゾンのサヴォアフェール【savoir+faire=長年の伝統と経験】を提唱。現在は8代目で、初の女性セラーマスター・セヴリーヌ・フレルソンが取りまとめている。

メゾンの中庭。本当に植物がきれいで驚く

基本的な勉強だが、シャンパンに使用するブドウはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種類。そしてそれぞれに味わいの役割が存在する。シャルドネは酸味と熟成における骨格を作り、ピノ・ノワールは果実の芳醇さとボリュームを表現し、ピノ・ムニエは全体のバランスをまとめるブレンディングのポジション。

これらを意識すると、シャルドネを使用しているシャンパンがシャルドネの存在をどのように表現するかが、非常に重要なのである。なぜなら「熟成」というキーワードを背負っているから。シャンパンはボトリングされた後でもゆるやかに熟成を続けているので、シャルドネの存在が味わいを左右すると言っても過言ではない。

「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」は面白いことに、シャルドネ20%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%というブレンド比率ながら、シャルドネの存在感が抜きんでている。しなやかで口当たりの優しい酸味ながら余韻が長く、エッジの利いた明確な味わいを楽しませてくれる印象だ。この味わいには飲む度に驚く。黒ブドウ系(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)のボリューム感とシャルドネの熟成からくる味わいの骨組みが非常にバランス良くまとまっているのだ。

すべて手摘みで収穫されるシャルドネ

「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」を語るうえでの美味しい表現はあふれるほどある。一言でたとえるなら「器用なシャンパン」。アペリティフからデザートまでこれ1本で通すこともできるほど、味わいがすべてを包みこんでくれるのだ。味わえば味わうほど、このシャンパンのことをもっともっと知りたくなると思う。

誰と飲むか、何を食べたか。これがシャンパンを覚えるテクニック

このような仕事をしていると、シャンパンやワインのこと、どうやって覚えたらよいかわからない、教えてほしい、と質問されることが本当に多い。正直、私も覚えきれないし、わからないことばかりである。年間1000アイテムほどテイスティングをしていても記憶に残るものって本当にごくわずか。しかも日本で味わうだけではない。そうなるとどのようにして記憶にとどめておくか。ひとつは「何を食べたか」。そしてもうひとつは「誰と飲んだか」。私はこの2択だと思っている。味わい云々よりもそのシャンパンやワインを楽しんだ記憶、それが覚えることにつながるのではないか。

今回ご紹介する「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」は、まさに「誰と飲むか」「何を食べるか」を実際に体験できるイベントがある。7月と8月の限定日の土曜日に、グランド ハイアット 東京の「フレンチ キッチン」で開催される「ソワレ ブランシュ」。料理はフレンチ キッチンのシェフが「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」とのマリアージュを意識したメニューを多数ご用意、ブッフェスタイルで興味のあるものを選ぶことができる。シャンパンはフリーフロースタイルなのでアペリティフからデザートまで楽しむことができるのだ。まさに味わいを覚えられる絶好のタイミングである。

今年で10周年を迎えるイベント「ソワレ ブランシュ」。2025年は、7月5日(土)、19日(土)、8月2日(土)、16日(土)、30日(土)に開催。ドレスコードはオールホワイト、完全予約制

この「ソワレ ブランシュ」は南フランス・コートダジュールのサントロペで誕生したといわれるオールホワイトをドレスコードとしたサマーイベントだ。参加者の装いにアクセントになるように、会場となるテラスは、色とりどりのフラワーモチーフが散りばめられ、非日常のひと時を堪能できるよう演出されている。ぜひこのタイミングに美味しい時間を過ごしてみては。

「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」750ml ¥9,730

Information
シャンパン:ペルノ・リカール・ジャパン perrier-jouet.jp@pernod-ricard.com
イベント予約:グランド ハイアット 東京 フレンチ キッチン
Tel. 03-4333-8781(直通)
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/recommended/french-kitchen-soiree-blanche/

Present!

「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」を2名の読者の方にプレゼント!
ご希望の方は『marie claire Japon』公式Instagramアカウントをフォロー&プレゼントの投稿に「いいね!」をして応募を。2025年7月20日(日)23:59まで。お見逃しなく!


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Profile

藤﨑聡子


ワインジャーナリスト・撮影構成ディレクター。世界中の食とワインのペアリングについて編集者歴25年以上ならではの目線で追求し続けている。わかりやすい言葉を綴(つづ)ることで長年のファンが多い。SM Entertainmentグループの韓国を中心としたカルチャー情報サイト・PIVImではスーパーバイザーとしても活躍中。
韓国情報⇒pivim.jp

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