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英・エリザベス女王がランチに食べていたものとは?

Anwar Hussein / Getty Images

2022年9月、96歳で亡くなったエリザベス女王。その食生活は規則正しく、とてもシンプルで、特にランチに関しては、私たち日本人も親近感がわくような魚料理を好んでいたそうだ。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

エリザベス女王の「食材2つだけ」のランチが健康維持と若々しさを保つのに役立ったと言われている。亡き君主は「食通ではなかった」が、シンプルで新鮮な食事を心がけていた。

エリザベス女王、英国王室
WPA Pool / Getty Images

エリザベス女王は、強い責任感、カラフルなコートコレクション、コーギー犬を愛していたことで知られていた。しかし、亡き女王の知られざる特徴の一つは健康的な食生活にあり、特に昼食の習慣に表れていた。元王室シェフのDarren McGrady(ダレン・マクグレイディ)氏によると、エリザベス女王は必ずしも「食通」ではなかったが、昼食は軽く、体に優しく、「シンプル」にしていたという。

女王が亡くなる前に行われた英紙『The Telegraph』のインタビューで、長年王室のシェフを務めていた彼は、女王の健康維持の秘訣(ひけつ)は、食事に対して「非常に規律正しい」ことだったと明かした。「彼女は生きるために食べています。食べることが大好きで、食事についてなら一日中でも立ち話をしていられるフィリップ王配とは違いますね」と語った。

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マクグレイディ氏は「典型的なランチは『魚に野菜を添えたようなシンプルなもの』でした」と述べ、さらに「グリルしたドーバー・ソール(舌平目のことでで高級魚とされる)に、しんなりしたほうれん草かズッキーニを添えたものを好んで食べていました」と付け加えた。

低脂肪のタンパク質と葉物野菜が豊富なこのような食事は、体に負担をかけずにエネルギー源を安定的に摂取できるため、多忙なスケジュールの女王にとって不可欠だった。米医療・健康情報サイト『WebMD』によると、ドーバー・ソールの白身はオメガ3脂肪酸が豊富で、心臓の健康や肌の輝きをサポートする効果があるとのこと。ほうれん草やズッキーニと組み合わせることで、栄養価が高く、抗炎症作用のあるランチとなる。

エリザベス女王が公式な晩餐(ばんさん)会や他のイベントに出席せず、ひとりで食事をする際には、「でんぷん質はとらないのがルールです。夕食にジャガイモ、米、パスタは食べません。たいていはグリルした舌平目に野菜を添えたものやサラダのようなものです」とマクグレイディ氏は『The Telegraph』に語っている。

カミラ王妃の子息トム・パーカー・ボウルズは著書『Cooking & The Crown(原題)』で、亡き女王のランチタイムにおける「シンプルな食事」への好みについてもふれている。「マーク・フラナガン(亡き女王およびチャールズ国王に仕えた王室シェフ)によると、彼女は大食漢ではなく、ひとりで食事をするときは一皿しか食べないことが多かった」と記している。

チャールズ国王は母親の健康的な食事を好む気質を受け継いではいるが、昼食に関しては必ずしもそうではない。国王は昼食をとらないことで長年知られていたが、2024年にがんと診断された後、カミラ王妃の勧めで食べるようになった。

英紙『Daily Mail』日曜版によると、現在、国王は「妻、側近、医師の指示で」アボカド半分を「いやいやながら」食べ、体力維持に努めているとのことだ。もしかしたらそのメニューにドーバー・ソールを加えてくれるかも?

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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