阿蘇の自然の恵みが凝縮。「界 阿蘇」で九州が誇るブランド材での木工体験、馬刺しや牛フィレ肉のステーキを味わう
阿蘇くじゅう国立公園に位置し、8000坪の敷地にわずか12棟の露天風呂付き離れが点在している温泉旅館「界 阿蘇」。現在、「界」全施設で実施しているご当地文化体験「手業のひととき」の一環として、小国町で250年守り育てられてきた小国杉(おぐにすぎ)に触れるアクティビティが開催中。家具職人と共に森を歩き、職人との対話や木工体験を通して、小国杉の特徴やその地域の文化を知ることができる貴重な機会だ。
「家具職人とともに歩き、作る、小国杉の木工体験」
小国杉とは、阿蘇山の裾野に広がる阿蘇郡小国町で育てられている九州随一のブランド材。阿蘇ならではの寒暖差から成る緻密(ちみつ)な年輪と、丈夫さが特徴だ。その強度や材質の良さ、色味の美しさから、「阿蘇くまもと空港」の天井や「九州国立博物館」の収蔵庫の内装などに用いられている。
本アクティビティの参加者は、「界 阿蘇」での滞在の前に、森林の中にたたずむ家具職人の工房「かける木工舎」へ。同工房は、ひとつひとつの木の個性を読み、古の知恵と伝統的な技術を大切にしながら、オーダーメイド家具の製作を中心に木製雑貨のワークショップなども行っている。
かける木工舎
担当者の當房(とうぼう)こず枝さん
まずは工房の職人と共に周辺の森林を散策。森の空気に触れながら、森で暮らす職人だからこそ分かる“人と共に生きる森”の特徴や、人々がどのように森を守り継承しているのか、その歴史に耳を傾ける。
工房に戻ったら、職人の技術を知る体験へ。工房見学では、森林で触れた木々が、どんな想いと技術を経て、日々の暮らしに沿う形に仕上げられているのかを知ることができる。
そして、木工の基本の作業が詰まった小国杉の木箱づくりを実作。木材を切ったり、削ったり、木目を美しく仕上げたりする作業を通して、木の特徴を生かして仕上げる木工の奥深さを感じられる。
アクティビティ体験後は、「界 阿蘇」での滞在を通して、さらに小国杉の木目の美しさや香りを体感してほしい。
客室では、露天風呂に浸かりながら小国杉の木糸で作られた手ぬぐいの肌触りを感じたり、小国杉が育つ“阿蘇カルデラ”の大地の成り立ちを学べる“ご当地楽(がく)”「マイカルデラづくり」や、小国杉の香りや木を削る音、滑らかに変化する手触りを楽しめる「撫で杉」体験など、小国杉の魅力がちりばめられている。
小国杉木糸の手ぬぐい
【撫で杉】通年開催(大人対象)、所要時間:60分、料金:¥3500、当日フロントにて受け付け