「ピエール・エルメ・パリ 青山」で、春だけのスペシャルなチョコレートケーキを

心華やぐ、桜モチーフ「ジャルダン ジャポネ」

今、ショーケースで、ぱっと目をひくのが「ジャルダン ジャポネ」。桜をモチーフにした春らしいケーキです。トッピングは桜の花の形の、ホワイトチョコレートです。

一口で、桜の香り。ピエール・エルメ氏は、トンカ豆、レモン、グリオットチェリーをあわせて、理想とする桜のフレーバーを作り上げました。ケーキの中の、甘酸っぱいグリオットチェリーのコンポートがアクセントです。

プティガトーもありますが、アントルメもあります。春の楽しい集まりにもふさわしい華やぎ。チョコレートのやさしい甘みも、あたたかな気持ちを運んでくれます。心に花が咲いたような気持ちになれるケーキです。

アボカドとバナナを使ったチョコレートケーキ「インカ」

ピエール・エルメ・パリならではの表現といえるでしょう。アボカドとバナナのコンポートや、グレープフルーツのコンフィ入りのチョコレートケーキです。

造形美にくわえ、味も芸術。アボカド、バナナ、チョコレートを主体に、グレープフルーツの苦味がアクセントに。バナナの風味、なめらかなアボカドの口どけ。すべてがチョコレートクリームとともに、調和します。

まわりのホワイトチョコレートをはずし、時々味わいながらいただくと、ミルキーな甘みが、すべての素材とマリアージュします。※4月18日まで販売。

チョコレートファンはマスト「プレジール アンタンス」

チョコレート好きなら、一度は味わうべき「プレジール アンタンス」。5月23日まで限定メニューになっているので、見逃さないようにしましょう。

重なっているのは、アーモンド風味のビスキュイ、カカオ片入りプラリネフィユテ、ショコラノワールのガナッシュ、ショコラノワールのクリームなど。

ふんわりとしたチョコレートクリーム、サクッとしたビスキュイの食感。ケーキにあしらわれたチョコレートプレートは、ほどよい厚みで、この存在が、チョコレート感をよりアップしてくれるのです。チョコレートの魅力を存分に味わえる、傑作です。

ケーキは、１階ブティックでイートインも、テイクアウトもできます。素敵なチョコレートケーキが、春のひとときを彩ってくれることでしょう。 

text：Ayumi Ichikawa

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