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京都・ボウイが愛した寺と名物ロティサリーチキン【町家宿おかみの、たびする京都くらす京都。】

ウルクスの名物ロティサリーチキン

京都では、北へ北へと大通りをひとつ越えるごとに気温が1度下がる、などという向きもあり、洛北の住民としては「それほどではない!」と訴えたいところです。が、確かに京都駅周辺と正伝寺付近では気温に差がありそうです。

冬に寺院を拝観すると、手先足先がかじかんでしまいます。そんなときは、居心地のいいカフェに入って、まったりと時を過ごし、冷え切った体を温めるのがおすすめです。

ウルクス カフェ 京都
「カフェ&ギャラリーウルクス」の外観

正伝寺を参拝された後にぜひ訪ねていただきたいお店が、ウルクス(ULUCUS)さん。BGMには落ち着いたジャズやコンテンポラリーミュージックが流れ、ぜいたくなひとときを演出してくれます。ときどき掛けかえるという素敵な絵画も見どころのひとつ。

ウルクスの店内

ウルクスさんはごはんもおいしく、ランチにもピッタリです。今回は定番であり、名物でもあるロティサリーチキンをいただきました。3日間かけてじっくりマリネされた国産若鶏が、専用の回転オーブンで丁寧にグリルされます。お肉はほろほろ柔らかいのに、のみ込むのが惜しいほどの滋味深さ。私たちの宿であるkariganeからも近く、定期的に味わいたくなる一品です。

クリームチーズと生クリームが材料の80%以上というベイクドチーズケーキ

Profile

下岡莉香

しもおかりか 大阪府出身。奈良女子大学卒業後、繊維商社で生地輸出を担当。より活躍できる場を求めて退社後、夫婦で1年5ヵ月、44ヵ国世界一周の旅へ。日本文化の奥深さに目覚め、町家一棟貸しの宿kariganeを開業。1児の母。
HP:https://rokushou.net/karigane/

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