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アクサグループ チーフ・サステナビリティ・オフィサー セリーヌ・スブランヌさん 写真はすべてGeoffroy van der hasselt– AXA

私は「宮崎アニメ」的世界で育った……アクサのサステナビリティ担当役員が語る、自然が中心にある充実の生き方

「人生の中心にはいつも自然があった」と語るフランス発の世界企業で働く女性が選んだキャリアとは。女性の生き方と働き方を伝える【キャリアストーリー】。

フランス発の世界企業、アクサでグループのESG(環境・社会・企業統治)戦略推進の中心的役割を担うセリーヌ・スブランヌさん。フランス・アルザス地方の豊かな自然の中で育ったスブランヌさんの言葉には、キャリアと人生をともに楽しむヒントがあります。スブランヌさんのキャリアストーリーをお伝えします。

仕事を通じて社会を変える

アクサは、保険や資産運用などを中心に世界50か国で事業を展開しています。サステナビリティー(持続可能性)戦略の担当として、ローカルチームをまとめています。サステナビリティーは、社会のトレンドで政府や企業、お客様からも期待が高まっています。仕事を通じて社会を変えることができ、とてもやりがいを感じています。仕事は「気候変動」と「生物多様性」、包摂性に配慮した「インクルーシブプロテクション」(困難な状況の中でサポートが必要な人々に対する保障の提供)にかかわる施策を進めることが大きな柱です。経営陣からのサポートがあり、チームでは優秀で情熱を持つメンバーに支えられ、仕事環境はとても恵まれています。アクサは「パリ協定」の目標に基づいて、2050年までにより持続可能な低炭素経済への移行を実現するために気候変動に関する取り組みを強化しています。アクサがフランスに本拠を置く企業であることも取り組みの強化につながっています。

「サステナビリティーにかかわる仕事へ」 自分を信じて挑戦

アクサに入ってから16年が経ちました。それ以前は、コンサルティングの仕事でアクサを担当していましたが、環境問題や社会課題への取り組みを重視するアクサの創業時から変わらない企業としてのDNAに共感しました。私自身が生きている中で大切にしている価値観がそのまま映し出されているようでした。特に大きな転機となったのは入社から3年が経った時です。デジタルトランスフォーメーション担当として入社しましたが、自分が関心を持っている「サステナビリティーにかかわる仕事をしたい」と上司に直訴しました。当時は、サステナビリティー戦略が現在のように一般的ではなく、上司に驚かれましたが、自分が大事にしていること、自分の心を信じて挑戦しました。今、振り返ると、自分の直感に従って行動できてよかったと思っています。

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セリーヌ・スブランヌさん 2018年7月アクサグループ チーフ・サステナビリティ・オフィサーに就任。政治学を専攻し、卒業後ジャーナリズム、地域政策の策定、コンサルティングの分野で経験を積む。2006年、トランスフォーメーション&コミュニケ―ション部門の責任者としてアクサに入社。その後、アクサフランスのCR(コーポレート・レスポンシビリティ)部門のディレクターに就任。フランスで初めてESG要素を組み込んだ保険商品の開発を推進し、“Citizen Insurance”を立ち上げた。2014年にはWomen in Insurance TrophiesでWomen’s Citizenship Trophyを受賞。現在、アクサを代表してTNFD(自然関連財務情報開示)に参画している。



写真 Geoffroy van der hasselt– AXA 
文 正本恭子

【キャリアストーリー】では、自分らしく働く女性のインタビューを通して仕事や生き方のヒントになる言葉をお届けします。

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