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「ディプティック」日本初お目見えのデコレーションコレクションを発表

「diptyque(ディプティック)」は、創業60周年記念コレクション「ル・グラン・トゥール」ポップアップイベントに合わせ、日本初となるデコレーションコレクションを発表した。

創業60周年を迎える「diptyque(ディプティック)」は、これを祝してデコレーションコレクションを発売。5つの土地をイメージした「ル・グラン・トゥール」コレクションに合わせて、パリ、ヴェニス、ミリエス、京都、ビブロスをモチーフにした、キャンドルホルダーやフラワーベース、さらには座布団といったアイテムが展開される。

パリをモチーフとしたキャンドルホルダーは、現地在住のアーティストであるセシール・ビションによるもの。流れるワックスを連想させるこのキャンドルホルダーは、中国で「学者の石」と呼ばれる天然石「供石」にインスピレーションを得ている。

ヴェネチアからは、名産であるガラスを生かしたフラワーベースが登場。ガラス焼成中に色を入れる技術は現地の職人たちの専門とするところ。偶然が生み出す色合いによる、ユニークなフラワーベースがデザインされた。

ベリオン山にひっそりと佇むミリエス村は、陶器製造にこの地方特有のノウハウを持つ。古代ギリシャで使用されていた「アリュバロス」と呼ばれる花瓶のシルエットにインスパイアされたフラワーベース「I」と「Y」は、このミリエスの土地と結びついたものとなっている。

さらに京都からは、高岡屋による手縫いの座布団がピックアップされた。祇園界隈の小路で出会える京都の甘美な風景にインスピレーションを得て、絹の端切れや古い着物の帯を再利用して作られたおじゃみ座布団である。

5番目の寄港地は、古代から人の住む地中海の港街ビブロス。この地からインスピレーションを得て、ゴールドのオーバルを折って円筒形にしたフラワーベースが作られた。そのフォルムからは、ビブロスとレバノンのエスプリが感じられる。

この他にも日常を彩るさまざまなアイテムがラインナップ。躍動感のある曲線、幾何学モチーフ、ブラック&ホワイトのコントラストなど、「ディプティック」を象徴するモチーフがデザインの特徴。キャンドルアクセサリーやオブジェ、テーブルウェアなどが多数揃う。

これらのアイテムは、「ル・グラン・トゥール」ポップアップイベントにて購入可能。遠く離れた5つの街の持つエスプリが、日々の暮らしに彩りを添えてくれるはずだ。

お問い合わせ先

ディプティック 公式サイト: https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/


ル・グラン・トゥール デコレーションコレクション
公式オンラインストアでは9月10日より発売予定
diptyque表参道(新店舗)では11月発売予定
*ル・グラン・トゥール POP UP (9/10〜10/10)にて、ル・グラン・トゥール デコレーションコレクションを展示予定


 


text: Takumi Hanya

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