河村真木子のリアル人生相談 第10回:夫の隠し事を見つけたら指摘する? しない?
2024.7.26
2024.7.26
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――河村さんの考える男女間での良好な関係を築くコツを教えてください。
そうは言っても、男性の隠し事は「絶対ある」と思っています。女性はハッピーで明るいファミリー像を求めていますよね。でも、私は男性社会で働いてきたのでわかるのですが、彼らは隠し事がすごく多いんですよ。死ぬ前に身の回りの片付けをしたがるのは、圧倒的に男性。これを女性からはあまり聞いたことがありません。
でもその隠し事は、浮気というより、案外小さなことだったりするんです。実際は、妻のことがすごく好きで、家に対しての帰属意識も高く、巣や基地に帰りたいという本能があるのがよくあるパターン。その一方で、「少し威張りたい」「少し遊びたい」という子どもっぽい部分を持っている人が多いと思うんです。
だから私は、隠し事にフォーカスしすぎるのは本質的ではないと思っています。何でも許すわけではありませんが、わざわざ自分から突き詰めるのは、本質的ではない時間の使い方だと感じますね。

――隠されると余計気になってしまいそうです。
女性はずる賢く、もっと良い条件の男性がいれば乗り換えたいと考える人もいます。年を重ねてこの人(夫)はもういらないと思ったら、自分の人生から切り捨ててしまえるわけです。別の男性に行かないにしても、一人で過ごしたくなることもあります。
つまり女性は、「自分が相手を捨てるかもしれない」と思っているからこそ、「捨てられたくない」という思いに駆られて、相手を探ることがあるんです。でも、男性でそう思っている人は少ないと感じています。
――男性の特性を理解していても、隠し事や裏切りがあればショックを受けそうです。河村さんのように堂々と構えられるようになるには、どうしたらいいでしょうか?
相手の立場になって、想像力を発揮することが大切だと思いますよ。今回のご相談なら、勝手に車を買っていたけど、妻に責め立てられたときに夫がどう思うかですね。車を捨てるわけにはいきませんし、もう戻せないようなことを言うのは、状況を悪化させるだけでなく、解決にはならないこともあります。
妻が夫の行動について指摘するときは、ただ感情をぶつけるだけでなく、事態を改善できる可能性があるかどうかを考えて、生産的な対話を目指すことが大切です。
――夫婦の円満なリレーションシップを築くために女性に必要なものは何だと思いますか?
経済的な自立は絶対ですね。どんなリレーションシップでもそれがなく相手に依存していくと、対等でいられなくなってしまいますね。あと、女性が自立していると、幸福度が上がると思います。幸い今は、男性も女性に働いてほしいと思っているようなので、すごくいい流れになってきていると感じます。
――夫婦やカップル、家族など距離感の近い間柄だとつい言い過ぎてしまうこともあります。河村さんが心がけていることがあれば教えてください。
相手の良いところを見つけて褒めたりすることは大切ですね。特に男性は人の役に立ちたいという気持ちが強く、女性以上に大切なアイデンティティの真ん中にあるそうです。女性は「やってほしい」が多いんですけどね。自分が得意で楽しんでできることが家庭やリレーションシップの中にあると、関係もうまくいくのではないでしょうか。
前回話したように、人によってモチベーションは違いますし、男女間での違いもあります。夫婦間でも「私はこうだから、あなたもこうでしょう」と考えるのではなく、「私はこうだけど、もしかしたら相手は違うことを求めているかもしれない」という想像力を働かせることですね。常に相手のことを理解しようとする姿勢が大切だと思います。
※お悩みの募集はマリ・クレールのインスタグラムのストーリーで定期的に募集するので、フォローの上、ぜひお気軽にご応募を!
text: Tomoko Komiyama hair & make-up: Erika Nakamura photo: Tomoko Hagimoto
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河村真木子(かわむら・まきこ)
1976年、奈良県生まれ。高校3年生の春にロサンゼルスの高校へ転入を決意。帰国後、関西学院大学に入学するも自主退学し、UCバークレー校に進学。卒業後は米系投資銀行に就職。2度の転職を経て、2021年8月にオンラインサロン「Holland Village Private Salon」の運営者となる。2022年10月には初の書籍『超フレキシブル人生論“当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる』を出版するなど多岐にわたり活躍
Instagram:@makikokawamura_
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