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河村真木子のリアル人生相談 第7回:子供の英語学習はインフラ、義務教育を考える

元外資系バリキャリ金融女子、会員数1万人を超える業界トップ規模のオンラインサロンを運営する河村真木子さんが、リアルなお悩みに本音で答えていく「河村真木子のリアル人生相談」。今回はマリ・クレールのインスタグラムで子育てや教育に関するお悩みを募集した。寄せられたお悩みの中から、第7回は子供の英語学習と義務教育についてお届けする。

悩み相談13:子供の英語学習

―― 小5の息子がいます。英語をしゃべりたいと言うけれど、苦手で普段は勉強しません。手を替え品を替えいろいろな方法は提案済み。どのように英語学習を進めればいいでしょうか?

英語は、言語を覚える1歳ごろから12歳ごろまでは、「勉強」ではなく「運動」として覚えられるんです。子供の耳は大人と違い、その時期はさまざまな語学を吸収できるのですが、ここを逃すと今度は理科や社会、歴史を覚える……のように、急に勉強になってしまうと思っています。

質問者さんのお子さんは「運動」として学べる最後の時期なので、私でしたらあの手この手で英語のシャワーを浴びさせると思いますね。今はオンライン英会話、しかもマンツーマンのレッスンもできるので。

私も英語に関しては、娘にありとあらゆることをしてきました。何をしてきたかというと、3歳頃にディズニーの英語システムを使っていました。安価ではない教材ですが、子供のアテンションを引くためには効果的だったので。あとは、本人が聞くかどうかはわからなくても、とりあえず生活圏はすべて英語にしようと思い、テレビではディズニーチャンネルを英語で流していました。

どんな学習方法でも子供によって合う・合わないはあるので、とにかくいろいろやってみることですね。英語を使う環境の子ども向けジム(マイジムなど)へ行ったり、今もあるのかは不明ですが、当時は西町インターナショナルスクールを開放してやっていた、「you can」という英語を使う体操クラスにも行かせたりしました。

オンラインとオフラインの両方を活用して、なおかつ夏休みなどにはホームステイへ。このあたりを全部、12歳までにできる限りしてみるのはどうでしょうか。

――お子さんが、「英語=苦手な勉強」だと思わない環境を作ってあげるといいのでしょうか?

そうですね。私は基本的に子供の自主性に任せて、何でも自分で選ぶべきだと考えていて、他のことなら強制することは絶対にないのですが、子供がなんと言おうとやらせなきゃいけないことが2つあると思っています。その1つが英語です。時期を逃して「勉強」になってしまったら、もっと習得が大変になるから。生きる上での「インフラ」だと思って、娘にも無理やりやらせたのが英語です。

そしてもう1つは、水泳です。これも大人になってから覚えるのは難しいのと、命に関わるから。この2つに関してはもう本当に、無理やりにでもやらせました。

――お子さんの英語学習は、学校以外ではどのくらいの頻度でするといいのでしょうか?

家を英語の環境に整えていくという意味では、週に何回といったレベルではなく、常に子供が英語に触れられるようにしたほうがいいですね。小5でもまだ遅くないので。学校の勉強や塾などもあると思いますので、それ以外の空いた時間には英語を。これぐらいでいい、というものではなく、多ければ多い方がいいと思います。

――子供にモチベーションを維持させるための効果的な声がけなどはありますか?

私はいつも娘に対して、モチベーションを上げるために短期的な目標ではなく、「将来こうなれるよ」といった言葉をかけるようにしています。例えば英語ができると世界は広がりますし、勉強をすることで選択肢も広がり、大人になったらさまざまな仕事が選べるようになると伝えていました。

単に勉強の成果を上げることよりも、子供には将来の可能性を楽しみにしてもらえるようにすると、自ら進んで学ぶ姿勢が生まれると思います。私自身も親からそう言われて育ったので、それが自分の成長に大きく影響しました。

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Profile

河村真木子(かわむら・まきこ)

1976年、奈良県生まれ。高校3年生の春にロサンゼルスの高校へ転入を決意。帰国後、関西学院大学に入学するも自主退学し、UCバークレー校に進学。卒業後は米系投資銀行に就職。2度の転職を経て、2021年8月にオンラインサロン「Holland Village Private Salon」の運営者となる。2022年10月には初の書籍『超フレキシブル人生論“当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる』を出版するなど多岐にわたり活躍。

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