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河村真木子のリアル人生相談 第5回:40代からの結婚ってどうなの?

――パートナー探しのために、してはいけないことはありますか?

河村真木子のリアル人生相談5-2

一番良くないのは、「紹介して」と周りに言うこと。なぜなら、それをすると「その人、何歳?」と年齢やスペックから聞かれてしまうんです。偏見から入られると自分に合う人は来ないし、良くないと思うんですよね。

――年齢を重ねた女性は、とにかくスペックで見られない場所に出会いを広げていく方がいいんですね。

そうです! 

――河村さんの周りで40代、50代で新たに結婚された方はいらっしゃいますか?

いますよ。ただ結婚となると少なくて、シリアスなパートナーがいる人は結構います。特に40代後半になると、過去や様々なことが絡んで結婚が複雑な問題になりがちなんです。

会社を経営している女性もいるので、名義変更やラストネームを変える手続き、自分の子供についても考慮が必要で、結婚に対するハードルが高くなるかもしれませんね。男性の場合はさらに。次にもし離婚となった場合に、慰謝料などの問題が再び発生することも考えられるので。最近は女性もですが!

それから、40代後半になってくると、結婚する意義がわからない。結婚は基本的には子供を一緒に育てるためという意義が多いと思いますが、独身同士で経済的な基盤のある人たちにとっては、入籍の意味があまりわからないってことが多いんじゃないでしょうか。女性のなかには、玉の輿(こし)に乗りたい人はいると思いますが、まあ現実的には厳しいですよね。

――妻として家庭を持ちたい、年齢的に出産は望んでいないけど、女として一度は結婚を経験したい、老後にお互いを支え合いたいといった理由で結婚を望む女性もいますが、どう思われますか?

そう言う人は多いけど、それって幻想かなと私は思っています。おじいちゃん、おばあちゃんになってからお互いを支え合うといっても、案外男の人が先に亡くなるんですよ。しかも夫が年上のケースが多いので、結局、女性は一人。だから自分の世話をしてもらおうなんていう考えは、本当に一回捨てた方がいいかな。

「老後に一人は寂しい」もよく聞きますが、おばあちゃんの方が残るわけですから、友達を増やしたり、サードプレイスみたいなコミュニティをたくさん作っておいて、ここにもあそこにも自分の居場所がある、という生活をつくった方がいいと思います。

――晩婚のメリットはありますか?

夫婦仲がいいですね。

全員ではありませんが、20代で結婚した夫婦は、仕事や子育てのストレスで家庭が戦場のようになりやすく、最初はラブラブでも夫婦関係が冷え切ってしまうことも。また、今の50代、60代の夫婦を見ると、「夫はATM」「妻は家政婦」のような関係もあり、一緒にいる理由は子育てや経済的な理由だったり。

それを考えると、晩婚で知り合った人たちって本当に好きで一緒にいて、しかも家事や子育てでもめる必要もなく、過度な期待もしていない。なので結構、仲がいい傾向にあると思います!

河村真木子のリアル人生相談 第3回:結婚は幻想、年齢に縛られない生き方とは?

Profile

河村真木子(かわむら・まきこ)

1976年、奈良県生まれ。高校3年生の春にロサンゼルスの高校へ転入を決意。帰国後、関西学院大学に入学するも自主退学し、UCバークレー校に進学。卒業後は米系投資銀行に就職。2度の転職を経て、2021年8月にオンラインサロン「Holland Village Private Salon」の運営者となる。2022年10月には初の書籍『超フレキシブル人生論“当たり前”を手放せば人生はもっと豊かになる』を出版するなど多岐にわたり活躍。

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