ずっと使える、センスのいい高級ボールペン5選
PCや携帯で文字を打つのが日常の今、「書くこと」自体が特別なになりつつある。そんな書くことをさらに盛り上げてくれるのが、高級ボールペンの存在だ。たとえば、不動産の契約や婚姻届など、大切な書類にサインをするときに特別なボールペンを使いたいと思う人もいるだろう。お祝いなど友人へのギフトとしても最適だ。今回は、Pen Boutique 書斎館 Aoyama の福家はるなさんに¥5,000〜¥10,000ほどのボールペンを5本紹介してもらう。一生付き合っていく一本は、心強い相棒のような存在になってくれるはず。
ファーバーカステル(ドイツ)の「アンビション オプアート ホワイトサンド」
ファーバーカステル「アンビション オプアート ホワイトサンド」税込¥ 11,000
1761年に創業したドイツ最古の筆記具ブランド「ファーバーカステル」。私たちが普段何気なく使っている鉛筆も、19世紀半ばに世界で初めて、ファーバーカステルが六角形にデザインし、爆発的な大ヒットを記録した。現在は9代目のファーバーカステル伯爵が会社を引き継いでいる。
「ボールペンの設計においても、人間工学に基づいたグリップなど書き心地の良さはもちろん、シンプルで美しいデザイン性の高さも人気です。この幾何学的な模様のデザインも面白いですよね。まるでオプティカルアートのように、膨らんでいるようにも、スリムなようにも見えて、ペンを動かしているときの静かな躍動感も書いていて楽しいですよ」と福家さん。
「アンビション」=大志と名づけられたこのボールペンは、その名前の通り目標や憧れに向かってまっすぐ突き進んでいくイメージでデザインされたストレートなフォルムが特徴だ。仕事やプライベートでも、今日は絶対に決める! 負けたくない!という勝負日に持ち歩くにもぴったりの一本。
レシーフ(フランス)の「バオシ オーガナイザー クオーツ」
レシーフ「バオシ オーガナイザー クオーツ」税込 ¥10,450
「ファッションに合うペンをつくりたい」。2人のフランス人デザイナーがそんな思いで立ち上げたのが、レシーフだ。ユニークで斬新な発想を、熟練の職人がていねいに仕上げたボールペンは、世界中のおしゃれを愛する人々から熱い支持を得ている。
「『バオシ』シリーズは、中国に伝わる『風水』の考えをデザインコンセプトにしています。クオーツ=水晶は、空間を浄化してくれたり、集中力を高めてくれたりするパワーストーンですが、そんな石のパワーをイメージしてデザインされたのがこの一本です。ギフトとしても喜ばれそうですし、ペンケースに忍ばせておくだけでお守り的な存在になってくれそうですよね」
一本一本手削りしたという特有の温かみや柔らかさ、そこに風水にちなんだパワーも加わり、仕事でもやもやした時など、握っていると不思議と心が落ち着いてくる……なんてこともあるかも?!
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