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築100年の京町家をフルリノベーション。パフェ専門店に!

「京の台所」とも称される錦市場(京都市)のそばに、築100年の京町家をフルリノベーションした店舗が目を引くパフェ専門店「QeFare(ケハレ)」がオープンした。

「ただパフェを味わうだけではなく、パフェのメッセージ性までも楽しんでもらいたい」という思いから誕生した、こだわりのパフェ専門店「ケハレ」。

創業者である老木悠人氏は、フランス発祥とされるパフェだが、日本で花開いた日本独自の文化でもあると推察。限られた空間の中で、その世界観を緻密に表現する日本の文化が、パフェにストーリーやメッセージ性を持たせ、水菓子を尊重してきた食文化が、パフェの素材の質を高めたと考えるからだ。

そんな同店で現在提供しているのは、通年のパフェメニューであるチョコバナナを素材にした「KASANE(かさね)」と、旬のメロンを素材にした「MEGURU(めぐる)」の2種類。

「KASANE」は、大人であることの喜びを感じてもらいたいというコンセプトのパフェ。チョコとバナナのシンプルな味わいから、幼い頃に美味しいと感じた味と、大人になって美味しいと分かる味の違いに気づき、歳を重ねて人生が豊かになったことを教えてくれる作品だ。

KASANE〜チョコバナナのパフェ〜(コーヒーまたは紅茶つき) ¥2300

「MEGURU」は、赤肉メロンと青肉メロンの両方をふんだんに使ったパフェ。「メロン」という同じ名前がついていながらも、それぞれの違いを味わうことで、肩書ではない、ものの本質を感じてもらいたいという思いが込められている。

店舗は、外観や柱、梁などに京町家らしい特徴を残しつつ、店内には、ちぎり絵から着想を得て作られたアートのようなテーブルを配置。古民家ならではの落ち着いた雰囲気に、いろどりを添えている。

店内の様子

夜は、アルコールの提供もあるので、夕食後の締めパフェにもおすすめ。

text: Tomoe Tamura

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関連情報
  • 「QeFare(ケハレ)」
    住所:京都市中京区西大文字町613
    アクセス:阪急電鉄京都線 京都河原町駅より徒歩4分
    営業時間:11:00〜23:00
    ※営業時間は変動する場合あり
    定休日:水曜日
    座席数:2階 18席
    https://qefare.com

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