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浦浜アリサが体感した「アラジン エックス」プロジェクターが生みだす魔法の暮らし

赤字覚悟でスタート。それよりも優れた製品を

浦浜:「最初はクラウドファンディングで販売し始めたそうですが、実は原価の設定に変動が出て、当初は売れれば売れるほど赤字だったなんて話も聞きました。あれは事実なんですか?」

岡本:「はい、事実です。元々はひらがな表をはじめとしたオリジナルの子ども向けコンテンツをいくつか入れる構想でクラファンの価格設定を行ったはずでしたが、試作が進むにつれて、やっぱり子どもだけではなく大人も楽しめるようにサブスクリプション型の動画配信サービスを搭載したい、音質にもこだわってスピーカーもいいものを搭載したい……とあれもこれも載せていったら、先にクラファンで公開してしまっていた販売価格を大きく超える製造原価になってしまいました(笑)。それでも、応援してくださっている方々の期待を超えたいという前社長の程の思いから、クラファンの時期にご支援・ご購入いただいた最初の数千台は丸赤字でした」

浦浜アリサ ALISA URAHAMA

目標金額達成までのスピードやサポーターのいいリアクションから大きな手応えを感じていたため、赤字になることは認知や普及のための先行投資と考えることに。最初こそ痛手だったものの、初代popIn Aladdinはその後の一般販売を経て、あっという間に4万台を突破する大ヒットとなった。その後さらなる改良を重ね、現在のAladdin X2 Plus で5代目。ユーザーからはどんな声が届いているのだろうか。

岡本:「僕らが目指している“大切な人との豊かな時間が増える”という世界観に合ったお声をいただいたときが一番嬉(うれ)しいですね。例えば、週末や祝日にはアラジンタイムを作って家族みんなで早く寝室に行って映画を見る時間が楽しみになりました、とか。映画館だと喋れないけれど、『今のシーンってこうだよねと会話しながら作品を楽しめたり、気になるところは巻き戻してもう一度見ることができたり。単に売れた・売れてないという問題ではなく、世の中に対していいことができたことが何よりの喜びです」

浦浜:「テレビはテレビの良さがあるけれど、プロジェクターでしか味わえないロマンチックさやドラマチックさに私はすごく魅力を感じています。天井からダイナミックな音が降り注いでくる感覚もいいし、直接発光の映像ではなく壁に投影して見ることによってブルーライトもかなり軽減されるから、目も疲れにくいことも発見でした。寝る前には焚(た)き火の映像と音の中瞑想しながら眠りにつくという独自の楽しみ方も編み出しています(笑)。お部屋の環境にもよりますが、私は朝や昼の明るさでも十分すぎるほど快適に見られるので、もうAladdin Xがない生活が考えられないですね」

岡本:「僕らの考える理想的な使い方をしてくださっていてありがとうございます。Aladdin Xはただエンタメを見るためだけのプロジェクターではなく、一日を通してユーザーの皆さまの生活を支えたいという思いがあります。ただ既存のエンタメアプリを搭載するだけではありません。子供と一緒に楽しめる知育系、美しい世界の風景や絵画を楽しめるアプリをオリジナルで開発したり、おうちフィットネスができるようにしたりと、これからも様々なアイディアを生み出し、形にしていけたらと思っています」

浦浜:「シーリングライト型だけでなく置き型の『Aladdin Vase』も販売中ですが、“置き場所を取らない”が最大の売りだった中、この商品が生まれた理由は何だったのですか?」

岡本:「お客様の中には、自宅に間接照明やダウンライトしかなく、引掛シーリングがそもそもないという方もいらっしゃるということが分かりました。でも、ただポンとそこに“置いてある”という感覚は我々が築いてきた『置き場所を取らない』という世界観を自ら否定してしまうのではないか。そこで、置くことに意味を付与すれば、置き場所を取るということにはならないのでは、と考えました。家の中で自然にあって馴染(なじ)むものの中に、花瓶がある。その形からヒントを得てできたのが『Aladdin Vase』です。思わず手に取りたくなる丸みを帯びたフォルム、そして小型なのでリビングや寝室だけでなくアウトドアシーンでも使える手軽さが魅力です」

浦浜:「いちユーザーとして、これ以上ない完璧さを日々感じているのに、『アラジンに完成形はない』とおっしゃるチームの情熱と向上心に感心しました! 最後に今後の未来について教えてください」

岡本:「Aladdin Xが提供する価値をお伝えするときのキーワードの一つに“魔法”という言葉があります。どこからこの映像出てるの?というサプライズも、家族や友人、恋人が自然とそこに集まってきて自然に会話が生まれる風景も、境界線のない大画面も、すべてが”魔法”であり、その空間の提供こそが我々のブランドがユーザーの皆さまにお約束できることだと考えています。まだ体験したことのない多くに方にも、すでに使っていただけている方にはさらに別の、本当に映画館にいるような没入感を、いい製品にして魔法の空間としてご提供していけたらなと思っています」

浦浜アリサ ALISA URAHAMA

使いながら感じていた快適さや細やかな気配りは、作り手の優しさや情熱がそのまま製品に反映されていたのだと分かり、今日も私はおうちで、この魔法にかけられる幸せを噛(か)みしめています。

photos: Ryusei Imai、interview & text: Alisa Urahama、edit: Miyuki Kikuchi

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Profile

浦浜アリサ

俳優・モデル。アメリカ人の父と、日本人の母の間に生まれ、兵庫県で育つ。 4歳からモデルとして活動をはじめ、15歳の時に「神戸コレクション2005 AUTUMN/WINTER」にてショーデビュー。 以降、国内外の様々な雑誌やブランドのショーに出演。2007年、MTV JAPANのVJとして司会業をスタートさせたのを機に、J-WAVEをはじめラジオでのDJ、イベントのMCも務めている。 現在は俳優としても、舞台や映画、ドラマに出演。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス:シーズン2』が全世界配信中。


Instagram:@alisa_urahama

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