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<Carte de Cuisine>クリスマスクグロフ

クリスマスクグロフ(c)Masaki Higuchi

【12月15日 marie claire style】アルザス地方の伝統菓子のクグロフは、クリスマスに人気のケーキのひとつ。ふっくら焼き上げた甘みとコクのあるブリオッシュ生地に、アイシングなどでお好みのデコレーションを施し、心温まるホームメイドクリスマスを楽しみましょう。

■How to Cook 〈調理時間3時間半〉
1. Aの材料をボウルに入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。捏ね板に移し、滑らかになるまで捏ねる。
2. 無塩バターを1の生地に練り込む。軽く打ち粉(分量外)をふるって生地をまとめながら滑らかになるまで捏ね、さらにBを加えて混ぜ合わせる。ボウルに入れて濡れ布巾をかけ、30℃程度の場所で60分置き、一次発酵させる。
3. 2の生地をガス抜きしてドーナツ状にする。クグロフ型の内側に無塩バター(分量外)を薄く塗ってから生地を詰め、30℃程度の場所で90分置いて二次発酵させる。
4. 180℃に予熱したオーブンで45分焼く。
5. 焼き上がったら型から取り出し、表面にCを刷毛で塗る。完全に冷ましてからDを上からかけ、仕上げにEを飾る。

■Point ! 
生地をまとめるのにとても根気が必要ですが、しっかり捏ねれば必ず滑らかでしっとりした生地が出来上がります。一次と二次発酵の際に室温が低い場合は、ぬるま湯を張った大きめのボウルに入れたり、暖房機器の近くに置くなどして温度を調節します。

■材料8人分※クグロフ型大1個分
・無塩バター・・・50g
—A—
・強力粉・・・200g
・グラニュー糖・・・50g
・牛乳(常温)・・・90mL
・卵黄(常温)・・・3個
・ドライイースト・・・3g

—B—(具材)
・ラムレーズン、チョコチップ、ナッツ・・・各40g

—C—(シロップ)
・熱湯、グラニュー糖、キルシュ(各大さじ1)を混ぜる

—D—(アイシング)
・粉糖(120g)、卵白(卵1個弱)を混ぜる

—E—(トッピング)
・ドライフルーツ、ナッツ…各適量

■プロフィール
樋口正樹(Masaki Higuchi)/料理研究家
2011年より料理研究家として活動開始。書籍『One Plate DISHES 毎日食べたい、作りたいワンプレートごはん』、『EVERYDAY Sweets 毎日食べたい、作りたいスイーツレシピ100』(ともにグラフィック社刊)など発売中。

■関連情報
樋口正樹 kitchen studio HIGUCCINI公式サイト<外部サイト>
(c)marie claire style

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