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帝国ホテルの進化する「おもてなし」 地域とともに歩む、サステナブルなホテルブランドを目指して

帝国ホテル 大阪

地域のよりよき一員であるために

2025年に万博を控える大阪。日頃から多くの海外ゲストを迎える帝国ホテル 大阪は、さらなるグローバルマインドセットを身につけたホテリエの育成のため、海外の多様な文化や言語に関心を持ち、互いの文化を理解し尊重し合うための取り組みを実施。例えば留学生への日本就労支援プロジェクト「産官学連携・三方良しのペアインターンシップ」への参画だ。

帝国ホテル大阪 桜の名所で知られる大川沿いに建つ帝国ホテル 大阪。海外からの観光客も多いこの地で、留学生支援コンソーシアム(大阪観光局)、一般社団法人 Transcend-Learning との共同プロジェクトを実施。企業研修の留学生に加え海外と日本、双方の文化を理解しているメンター役の留学生もペアで受け入れ、異文化間ギャップや不安を解消していく仕組みも整っている
桜の名所で知られる大川沿いに建つ帝国ホテル 大阪。海外からの観光客も多いこの地で、留学生支援コンソーシアム(大阪観光局)、一般社団法人 Transcend-Learning との共同プロジェクトを実施。企業研修の留学生に加え海外と日本、双方の文化を理解しているメンター役の留学生もペアで受け入れ、異文化間ギャップや不安を解消していく仕組みも整っている

ホテルは異文化理解を深め、おもてなし力をアップすることができ、地元大阪は留学生に過ごしやすい環境を整えることが可能に。留学生は日本の企業文化を理解し、実務を経験する機会を持つことができる。大阪の観光業界の発展を見据え、地域の活性化をも担う本プロジェクトで、大阪の財産である人の魅力を向上させ、多様性のある観光人材を創出し、ホテルのさらなるグローバル化を目指している。

2026年、帝国ホテル 京都が新規オープン!

歴史から未来を、伝統から革新を、ともに創る

帝国ホテルブランドの4軒目として2026年に開業を控える京都の新規ホテル。世界有数の古都で目指すのは、伝統や地域と調和する、新しいホテルの在り方だ。日本文化を象徴する場所・祇園を舞台に、歴史との融合、そして地域社会との共創を目指す。

祇園にある弥栄会館は、京都市の歴史的風致形成建造物でもある。その文化的な遺産を後世に伝えるため、「古いものが、新しい」をコンセプトに、日本古来の自然素材や工法を用いたデザインで評価が高い、株式会社新素材研究所の榊田倫之氏が内装を手がける
祇園にある弥栄会館は、京都市の歴史的風致形成建造物でもある。その文化的な遺産を後世に伝えるため、「古いものが、新しい」をコンセプトに、日本古来の自然素材や工法を用いたデザインで評価が高い、株式会社新素材研究所の榊田倫之氏が内装を手がける(写真は京都における新規ホテル(本棟)の外観イメージ)

その姿勢は建設中の建物からも見て取れる。祇園甲部歌舞練場敷地内にある国の登録有形文化財、弥栄会館の一部を保存活用。建物を保存しホテルという新たな価値を加えることで、地域社会に愛されてきた記憶を継承するとともに、持続的な発展に貢献するプロジェクトでもある。明治23年(1890年)に開業して以来、各国からゲストを迎えてきた帝国ホテル。そのおもてなしの精神を未来へと繫ぐ仲間が加わり、ブランドに新たな歴史を刻む。

text: Jun Makiguchi

お問い合わせ先

帝国ホテル 東京 03-3504-1111

上高地帝国ホテル
長野県松本市安曇上高地
tel: 0263-95-2001
tel: 03-3592-8001( 東京事務所・冬季連絡所)
営業期間: 2023年4月26日~ 11月14日


帝国ホテル 東京
東京都千代田区内幸町1-1-1
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帝国ホテル 大阪
大阪府大阪市北区天満橋1-8-50
tel: 06-6881-1111

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