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キャサリン妃、アレキサンダー・マックイーンの真っ白なスーツ姿で公務へ!

©︎WPA Pool/Getty Images

6月22日は、英国のカリブ系コミュニティの人々にとって重要な記念日「ウィンドラッシュ・デー」だ。その日、ロンドンで開かれた幾つかの行事に揃って出席したケンブリッジ侯爵夫妻。白いパンツスーツで現れたキャサリン妃の颯爽とした姿も話題に。

真っ白なパンツスーツで決めたキャサリン妃

ウィリアム王子とキャサリン妃は6月22日(現地時間)、ロンドンで開かれた「ウィンドラッシュ・デー」を記念するイベントに揃って参加した。この「ウィンドラッシュ・デー」とは、1948年6月22日に英国での労働力として集められた数百万のカリブ海諸国の人々を乗せた船、エンパイア・ウインドラッシュ号が英国に到着した日を記念するもので、英国カリブ海コミュニティにとって非常に重要なものとなっている。

真っ白な「アレキサンダー・マックイーン」のパンツスーツを選んだキャサリン妃。足元は白いポインテッドトゥのハイヒール、そして同じく白い「マルベリー」のバッグをコーディネートし、夏らしい爽やかなワントーンルックで颯爽と現れた。アクセサリーはロンドンのジュエラー「チョーク」のゴールドのイヤリングのみと言うミニマルな装いにも好感が持てる。

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©︎WPA Pool/Getty Images

まずは、ロンドンのカリビアンコミュニティの中心地であるブリクストンを本拠地にクリエイティブワークを志す若者たちを支援するプロジェクト「ELEVATE」を訪問し、写真のワークショップを視察。写真が得意なキャサリン妃は、参加した若者たちとの会話を楽しんだようだ。

©︎WPA Pool/Getty Images

カリブ海諸国との新しい関係を模索する英王室

その後は、ウォータールー駅に移送し、駅構内に建てられたカリブ系移民を記念する銅像の除幕式に出席。この銅像は、第二次世界大戦以降にウィンドラッシュ号で英国に移民した「ウィンドラッシュ世代」と呼ばれるカリブ系人々を讃える記念碑となっている。

今年、ベリーズ、ジャマイカ、そしてバハマと三カ国に渡るカリブ海諸国を訪問したケンブリッジ侯爵夫妻。その公式訪問が、かつて英国王室が関与した奴隷制度や植民地主義を想起させるものであると大きな論議を呼んだことは記憶に新しい。それらの意見を受け、訪問先のジャマイカで開かれた晩餐会でカリブ海諸国の人々に謝罪したウィリアム王子。このことからも、ケンブリッジ侯爵夫妻が英国と、現在も英連邦に属しているカリブ海諸国との明るい未来のために腐心していることがよく分かる。

今回の除幕式でのスピーチでもまた、カリブ系移民たちが英国の戦後復帰を支えてくれたことに感謝を述べたウィリアム王子の発言に注目が集まった。

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  • This article was published marieclaire.com


    translate: Tomoko Kawakami


     


     

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