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ラグジュアリーブランドの一時閉店が相次ぐロシア。©️picture alliance / Getty Images

エルメスに続き、シャネルも。ファッションブランドが続々、ロシアの店舗を一時閉鎖

ロシアによる、ウクライナ侵略が継続中の今、ファッション界を牽引するビッグメゾンも立て続けにロシアでの取引停止を発表。ロシア国内の店舗の閉鎖も相次いでいる。

口火を切ったのは、エルメスとリシュモン

2月24日、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は軍を陸、海、空からウクライナに侵攻させ、多方面からの攻撃を開始した。この状況を鑑み、ファッション界のビッグメゾンは、ロシアでのビジネスの一時停止を次々と発表。ビューティビジネスの大手、ロレアルもロシアでの展開を中止することに。このようなロシアへの対応の口火を切ったのがエルメス、そして「カルティエ」や「ヴァンクリーフ&アーペル」、「クロエ」などを傘下に収めるリシュモングループだ。両社は取引中止に加え、ロシア国内にある店舗も閉鎖。その理由について、リシュモンは「運営上の問題と従業員の安全の確保」を上げており、同じくロシアで展開する3店舗を閉めたエルメスは、理由を明かしてない。

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ファッション界からもウクライナ支援の動きが

その流れに続き、シャネルもロシアでの事業展開を停止することを決定し、国内での販売を停止することを発表。「現在の状況への懸念が高まり、営業する上での困難を鑑み、ロシアでのビジネスを一時停止することに決定しました」とコメント。ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ、フェンディなどのハイブランドを擁するLVMHもロシア国内に構える124店舗を全ての閉鎖を決定。しかしながら、LVMHがロシア国内に抱える3500人の従業員には、平常時と変わることなく給与を支払い続けるという決断を下した。さらにグッチやバレンシアガ、サンローラン、ボッテガ ヴェネタ、などを所有するケリングや英国ブランドのバーバリーも、これに追随。ケリンググループは、国連難民高等弁務官事務所に寄付を行うことも発表している。ルイ・ヴィトンはオフィシャルのインスタグラムで「ウクライナで起きている悲劇的な惨劇に心を痛めています」とメッセージを発信し、ウクライナの難民のために100万ユーロ(約1億2500万円)を寄付すると約束した。

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さまざまな業界がウクライナ支援を開始 。現在、アップル、マイクロソフト、イケア、ナイキ、アディダスなどもロシアでの販売停止を実行中。中でも、イケアはロシアとベラルーシでのビジネスを一時停止し、強制的に祖国を追われたウクライナに人々に対する人道支援として2000万ユーロ(約25億160万円)を寄付した。さらにこの事業停止の決定で影響を受ける15000人の従業員の雇用と収入の安定も確保し、従業員とその家族を支援すると表明した。スポーツ界では、大手メーカー、アディダスがロシアサッカー連盟との長期的パートナーシップを停止している。

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  • translation: Tomoko Kawakami

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