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清水JASPA事務局長(左)から合格者へ授与された証書と記念のバッジ
販売職の新しいキャリアモデルを創造する資格制度、第1回「JASPA セールスプロフェッショナル資格」授与式を開催
2021.8.5 / marie claire
一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(JASPA)が販売のプロフェッショナルを目指す人のためのキャリアモデルを提案する目的で設けた「JASPA セールスプロフェッショナル資格」の第1回試験を実施。合格者に対し、このほどオンラインによる資格授与式を行った。
JASPAは、百貨店や国内外のファッション・時計宝飾を含むブランドが参加して2016年6月に創設。資格の授与式は対面で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、試験合格者とJASPA関係者ら計約75人をリモートでつないでオンラインで実施した。
授与式では清水洋延JASPA事務局長の開会の挨拶に続き、理事3人からのメッセージが寄せられた。また、資格試験評価調整委員の増田啓子さん(ファクツリサーチ㈱取締役/㈱キャリアブロッサム代表取締役)から、試験のユニークな特長である「ミステリーショッピング」についての説明もあった。続いてスライドショーで合格者30人全員を紹介。高島屋新宿店の山口海さん、オンワード西武池袋店の金子千明さん、エルメス・ジャポン高島屋横浜店の山下真代さんが合格者を代表して、日頃の取組みや仕事に対する抱負、そして資格試験を機に得たことなどを語った。
授与式当日はフランスからオンラインで参加したプラット代表理事
授与式を締めくくる形で、エマニュエル・プラット代表理事から、「販売は本当に心の仕事。明るく、誇りと情熱をもって頑張ってください」と合格者に向けてエールが送られた。コロナ禍の逆境に加え、デジタル化が進む時代にこそ高まる販売員の重要度を「JASPA セールスプロフェッショナル資格」試験を通してアピールする意義を強調した。