「ジョシュアエリス」のストールで冬スタイルを自分らしく
2022.12.26

ベーシックカラーのアウターがメインになりがちな冬のお出かけスタイル。いつもと変わらない無難なスタイルに落ち着いてしまうなら、明るい色柄のストールで冬スタイルを更新してみては? 英国最古のテキスタイルカンパニー「ジョシュアエリス」の魅力をクローズアップ。
2022.12.26
ベーシックカラーのアウターがメインになりがちな冬のお出かけスタイル。いつもと変わらない無難なスタイルに落ち着いてしまうなら、明るい色柄のストールで冬スタイルを更新してみては? 英国最古のテキスタイルカンパニー「ジョシュアエリス」の魅力をクローズアップ。
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現在表参道で「フォックス アンブレラ」とのコラボレーションショップを開催中の「ジョシュアエリス」。ほぼすべてのコレクションがそろうというショップを訪ねてみて驚くのは、色柄の豊富なバリエーション。
ブラックウォッチを拡大した大きなチェック柄や、ベーシックカラーにビビッドなラインが効いたチェック柄など、大胆な柄や鮮やかな色が目を引く。伝統柄が主流だったストールを、モダンなファッションツールに押し上げたのが、ディレクターの山口浩久氏だ。
1767年に創業、英国最古のテキスタイルカンパニーである「ジョシュアエリス」は、名だたるメゾンブランドに最高級の生地を提供してきたことで知られる。
「僕がディレクションを手がけるようになり、本格的にリローンチしたのは2016年の秋冬から。その頃はちょうどファッションの転換期で、女性のファッションがかわいらしいからカッコいいに変わってきたという感覚がありました。男性と同じようにパンツスーツをカッコよく着こなすような、ジェンダーレスなファッションが注目され始めた頃。そんな女性に自分らしいファッションを表現するツールとしてストールを楽しんでもらいたいと思い、今までにないような柄や配色を提案してきました(山口氏)」
アイコニックな「プライマリーブラックウォッチ」柄だけでも、今シーズンだけで9配色をリリース。伝統的な配色を見直し、チェックは大胆に拡大してアップデート。アシンメトリーなチェック柄は、巻いた時に柄の出方が左右で異なるように計算されている。通常、カシミヤのような起毛感のある素材でチェック柄を表現すると、経糸(たていと)の配色が緯糸(よこいと)の配色に対して薄くなり、柄がぼやけてしまうのだが、歴史とともに培ってきたジョシュアエリスの技術が、鮮やかな色柄の表現を実現している。
「現代を生きる強い女性像をイメージして、チェックを大胆に拡大しました。一見派手で合わせづらそうに見えるかもしれませんが、必ず定番色を入れているので、意外と合わせる色を選ばず、どんなスタイルにもなじむのがジョシュアエリスの特徴です(山口氏)」
「今シーズンのテーマは<ビヨンド・ザ・トラッド>。ベーシックなトレンチコートやネイビーのブレザーに鮮やかな色をまとったり、スニーカーが主役のワンマイルウェアにサラッと羽織って部屋着を外出着としてブラッシュアップしたり、今までのファッションにひとつ彩りを加えることで、新鮮なスタイルを楽しんでいただきたい。(山口氏)」
年齢を重ねて自分のスタイルがわかってくるとファッションで冒険するのは次第に難しくなってくる。特に冬のアウターは無難なものに落ち着きがちだが、ストールをプラスすることで、今までとは違う自分を発見することができる。そんなファッションツールのひとつとして、上質のカシミヤストールを1枚、冬のワードローブにプラスしてみては?
ホリデーシーズン限定で、ジョシュアエリスとフォックス アンブレラのコラボレーションショップがオープン。今季のコレクションのほか、人気柄の復刻商品、日本初上陸のラグコレクションなど限定アイテムもお見逃しなく。
期間:2023年1月9日まで ※12月29日〜1月3日は休業
住所:東京都港区南青山3-18-4 1階
営業時間:14:00-20:00(平日)13:00-20:00(土曜)13:00-18:00(日曜)
text: Eriko Azuma
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