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キャサリン皇太子妃が魅せるサステナブルファッション&着回しテク【ステラ マッカートニー】

先日開催されたアースショット・プライズ・アワーズに、「ソラスロンドン」のレンタルドレス、首にはダイアナ妃から譲り受けたと言われるチョーカーを輝かせ、そのセンス抜群な着こなしはもちろんのこと、“いまあるものを着回す”という姿勢も評価されたキャサリン皇太子妃。今回は、彼女のスタイルをつくる上で欠かせないブランド、「ステラ マッカートニー」にフォーカス!

4日間にわたって行われたエリザベス女王の即位70周年を祝う式典「プラチナ・ジュビリー」で、じつは計8ルックもの装いに着替えていたキャサリン皇太子妃。「アレキサンダー・マックイーン」のオールホワイトに始まり、お気に入りブランドのひとつである「セルフ・ポートレイト」のクリームカラーのシフォンドレス、水玉模様のポップなワンピース、ラストは「ステラ マッカートニー」の色鮮やかなピンク色のドレスだ。

Max Mumby/Indigo/Getty Images

長年、同ブランドを愛用している彼女だが、メーガン妃の長男アーチーの記念すべき1歳の誕生日にも着用。ボウタイつきのフェミニンなサーモンピンクのドレスに、カチューシャとパンプスを赤でリンク。

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2012年7月に「ナショナル・ポートレイト・ギャラリー」を訪れた際は、青色のボディーフィットなミニドレスに、シルバーのモダンなロングネックレスをオン。足元にシンプルなブラックのパンプスを合わせ、きりっとした女性らしい装いに。

WPA Pool/Getty Images

2016年7月に開催された、世界最大の軍事航空ショー「ザ ロイヤル インターナショナル エア タトゥー」に出席した際も、同じドレスを着用。足元には「L.K. Bennett Fern」のヌーディーなパンプスをセット。シンプルなデザインゆえにコーディネートしやすいからか、同年にインドへ訪れた際や、夫のウィリアム皇太子と2017年にケンジントン宮殿を訪問した際など、多くの場面で活用している。

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2001年のブランド創業時からレザー、フェザー、ファー、スキンは使用せず、アニマルライツを尊重したクリエイションを行っている「ステラ マッカートニー」だが、環境を保護するための働きかけはそれだけではない。廃棄物を使いプロダクトをつくったり、アマゾンの森林破壊を食い止めるべく、国際環境NGOグリーンピースと協力してカプセルコレクションを打ち出すなど、環境問題の深刻さをどこよりも真摯(しんし)に受け止めている。

何か新しいものが欲しいときに、「ステラ マッカートニー」のような、本当にサステナビリティーにコミットしているブランドから買うこと。もし、その服に飽きてしまったとしても、捨てるのではなく、キャサリン皇太子妃のように、次に日の目を浴びるまで大切にしまっておくことは、わたしたち消費者にできる、環境を守る方法のひとつだ。次の世代に、自分たちのようにファッションを楽しんでもらうためにも、彼女の姿勢を見習いたい。

text: Anna Kobayashi

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