「フィジタル」がキーワードになった国際時計見本市2022 in スイス。高級ブランド最新ウォッチの代表モデル
2022.7.6
2022.7.6
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ここからは日本製モデル。WWG初参加となったグランドセイコーは「エボリューション9 コレクション」から本格的なスポーツウォッチを見せた。日本の美意識を光と影で表現するデザインの様式に基づいて開発されたシリーズで、「瞬時の判読性、直感的に分かる操作性、頼れる堅牢性」を追求。「スプリングドライブ 5Days Diver’s 200m」は200メートル潜水用のダイバーズウォッチで、文字盤はダイナミックな波のうねりを表現している。
シチズンは「ザ・シチズン」から新作を独自に発表した。「年差±1秒」の精度を誇るエコ・ドライブ・ムーブメントをイエローゴールドのケースに搭載。文字盤に「土佐清帳紙」という和紙を用い、50本限定で発売された。
パンデミックで買い控えをしていた消費者が「リベンジ消費」として高級な腕時計を購入するケースが目立ち始めている。日本市場でも多くのブランドの業績は好調だという。その一方で、一部の人気商品にオーダーが集中し、入手困難な商品もあり、オークションやセカンダリーのマーケットが盛り上がっているようだ。高級時計を含むラグジュアリー市場は回復しつつあるが、この好況を一時的なものにしないために、各ブランドには歪みのないマーケット形成にも取り組んでもらいたいと思った。
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【訂正とお詫び】
本記事は6月24日発行の「YOMIURI STYLE MAGAZINE×マリ・クレール」(都内一部エリアのみ配布)の転載記事です。同誌2ページの 04. に「ロイヤル オーク オートマティック」とあるのは、「ロイヤル オーク クロノグラフ」の誤りでした。訂正してお詫び致します。
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