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ジョルジオ・アルマーニ 91歳で死去

Courtesy of Giorgio Armani

「モード界の帝王」と呼ばれたファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニさんが亡くなったと、アルマーニグループが9月4日、発表した。91歳だった。

同社は声明で「最後まで疲れを知らず、最期の日々まで会社、コレクション、そして数多くの進行中および将来のプロジェクトに献身的に取り組み続けた」と追悼した。

アルマーニさんはイタリア・ピアチェンツァ生まれ。医師を目指して医大に通っていたが中退。百貨店のバイヤーを経てデザイナーとなり、1975年に自分のブランドを作った。1980年代には、色合いやデザイン、着心地もソフトな男性のスーツや女性のスーツで一世を風靡(ふうび)した。その後、トレンドに左右されない、洗練された独自のスタイルを確立。

また、アメリカ映画「アメリカン・ジゴロ」(1980年)で、主演のリチャード・ギアさんの衣装を担当。その後、ハリウッドとの結びつきを深め、多くの有名俳優や女優に愛されるデザイナーとなった。

ファッションのみならず、家具やレストラン、ホテルなど、ライフスタイル全体のデザインもいち早く手がけた。

日本との結びつきは深く、喜多川歌麿の浮世絵との出会いから、日本が多くの服のインスピレーション源となっただけでなく、建築家の安藤忠雄さんからも影響を受け、ミラノ本社の多目的施設「テアトロ」の設計デザインを協業した。

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

今年設立20周年を迎えたアルマーニの最高峰ブランド「ジョルジオアルマーニプリヴェ」

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