ユニークな黄色い建物が南青山に登場！　新たな旗艦店をオープンした「イザベル マラン」

2023年秋冬は、ブランドの集大成になるようなコンセプトにしたかった

2023年秋冬コレクションは「欲望という名の無秩序」をテーマに、心地よいニットウェアや、メタリックジッパーを随所に配したレザーアイテム、刺しゅうやベルベットのルレックスを用いたドレスなどを発表した。
「イザベル マラン・スタイルの集大成になるようなコンセプトにしたいと思いました。欲望を表現するのですが、ストレートに表現するのではなくて、ちょっとワイルドな、崩したような形で表現したかったのです」

忙しい日々を送っているイザベルだが、今回の来日では「絶対にプライベートの時間を確保する」と決めて、東京の前に京都を訪れ4日間を過ごした。
「陶芸のアトリエを訪れたり、温泉に行ったり、お寺巡りをしたり。シンプルな作りが好きなので、日本の建築もすごく好きで、日本旅館に滞在しました。とても楽しかったです」
自分が欲しているものを知り、人に伝え、行動して楽しむ。イザベルのこうした姿勢が、ブランドの魅力なのだろう。新しい「イザベル マラン」の空間をぜひ訪れてみては。

text: Yoko Era、edit: Miyuki Kikuchi

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