「ザ・フューチャーロックス」新時代ジュエリーが集結するECサイトの革新性とは？

ブランドとともにジュエリーの未来を創造する

アイテムには最先端の素材が用いられているが、中でも代表的なのが廃棄された電子機器から再生されたリサイクルメタルや、研究所で製造されるラボグロウンダイヤモンドなどの人工宝石だ。「リサイクルメタルやラボグロウンダイヤモンドを使うということは、新しいデザインを生み出せる可能性もあるということです。そのビジョンを共有でき、新しいマテリアルを毎シーズン、毎年取り入れながら一緒に成長していけるブランドさんと一緒にやっていきたい」と、キュレーションにあたっての思いを語ってくれたレイ氏。

現在、取り扱いのある日本のブランドは「 TERRA （テラ）」と「PRMAL（プライマル）」の二つ。「初めは5〜6ブランドからスタートして、今は約20のブランドと共にやっています。ブランドの数を増やしていくというよりは、今いるデザイナーさんたちとの関係を深めていくこと、そこから新たなジュエリーを生み出していく方法をとっていきたいと考えています」

オンラインで未来志向ジュエリーを身近に

サステナビリティーに加えて注目すべきなのが、ジュエリーひとつひとつの高いデザイン性だ。最新技術と伝統的なクラフツマンシップを掛け合わせたクリエイティブなデザインの誕生の裏には「サステナブルであることは一つの軸であり、クリエイティブなデザインのものを取り扱うことが一番である」という思いがあるからこそ。

2023年1月には伊勢丹新宿店でポップアップストアを開催。「 ECサイトがベースですが、それはあくまで一つのステーションとして捉えています。ECサイトのみでの展開はやはり難しい部分もありますし。だからこそ、フィジカルでジュエリーを選べるポップアップストアはお客様たちにも楽しんでいただけるのかなと」。エントリープライスから高価格帯までの幅広いラインナップ、リアルな体験を可能にするオフラインの場を持ちつつも、オンラインプラットフォームをメインに据えることで、デジタルネイティブ世代含む様々な年齢層を魅了する「ザ・フューチャーロックス」。

真に持続可能性を備えるジュエリーには、スタイリッシュさと社会的意識の高さのどちらも欠かせない。選ばれしジュエリーが一堂に会する場所にいつでも、どこからでも赴くままにアクセスして、革新的な未来への一歩を踏み出してみては。

text: Rina Yanagisawa、edit: Miyuki Kikuchi

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