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カニエ・ウェストは妻や恋人の服装をコントロールしているのか。現妻はグラミー賞にほぼ全裸で現れ、物議

Axelle/Bauer-Griffin / Getty Images

ラッパーのイェことカニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリが、ほぼ全裸でグラミー賞授賞式のレッドカーペットに登場。カニエにコントロールされているのでは? とネットを騒然とさせているが、彼はこれまでも自身の妻や恋人の服装を支配してきたという。マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。

カニエは女性のワードローブについて言いたいことがたくさんある。

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2025年2月2日(現地時間)に行われた第67回グラミー賞授賞式のレッドカーペットで、ラッパーのカニエ・ウェストの妻ビアンカ・センソリが裸で登場したことで、インターネットは大騒ぎになった。

カニエとビアンカは、カニエのアルバム『Vultures 1』のアルバムアートを再現したのではとされているが、傍目には不快なものであった。アメリカの昼間のテレビ番組の司会者から共和党寄りの政治評論家、女性の権利擁護者、SNSユーザーに至るまで、誰もがビアンカのグラミー賞の衣装を酷評し、レッドカーペットの装いは深刻な問題を抱えた夫婦関係の表れではないかと憶測を巡らせている。

この事件により、カニエ・ウェストが自身の妻やガールフレンドの服装を「スタイリング」してきた過去にも注目が集まった。

リアリティスターの元妻キム・カーダシアン、そして元ガールフレンドの俳優ジュリア・フォックスとモデルのアンバー・ローズは、カニエに「着せられた」経験について公に語っている。

では、カニエ・ウェストは、自分の人生に関わる女性たちの服装について、どれほどの支配力を持っているのだろうか?

カニエは妻ビアンカの服をデザインしているのか?

グラミー賞の夜にカニエがインスタグラムに投稿し、ビアンカの服装を自分の手柄にしているようだと報じられた。英サイト『THE TAB』は、彼が次のように投稿したと報じている。「史上最高に美しい女性のためのカスタムメイドのグラミー賞ドレス。愛する人、親友、妻」

インスタグラムによると、キム・カーダシアンと同様に、カニエと交際する前のビアンカは、まったく異なるスタイルだった。彼女は体にフィットしたセンシュアルなルックを好んでいたようだ。

カニエと交際するようになってから、彼女のワードローブは一変し、胸元が大きく開いたアスレジャーのビスチェトップスやランジェリー、シースルーのボディストッキングに変わった。2024年3月、米誌『COMPLEX』は、チューリヒを拠点とするブランド「プロトタイプス」のデザイナーのひとり、ローラ・ベハムのインタビューを掲載。ローラは、自身がビアンカのスタイリングチームの一員であると主張している。「ビアンカはプロセスに深く関わっています。彼女は自分が何を着たいかを正確に把握しており、それを実行し、ビジョンを実現するのが私たちです」と同誌に語った。

このインタビューは、カニエが手がけるブランド「Yeezy(イージー)」陣営から反発を受けた。ブランドの声明には次のように書かれていた。「ローラ・ベハムは、実際にはビアンカ・センソリのスタイルアドバイザーなどではないし、過去にもそうだったことは一度もない。ファッションの選択に関しては、ビアンカが完全に主導権を握っている。そして、ローラ・ベハムは、彼女が一切関与していない服装について、自分の手柄にしようとしている」。この声明では、「プロトタイプス」のデザイナーデュオ、ローラ・ベハムとカルム・ピジョンはその数ヶ月前に「イージー」を解雇されており、以来、カニエとビアンカは彼らと「散発的」にしかコンタクトをとっていないと主張している。

カニエが妻の服装を手がけているかどうかは確認も否定もされていないが、彼が歴史的に妻や恋人たちのワードローブに影響を与えてきたことを考えると、ビアンカの変身にもカニエが関わっていると推測できる。

キム・カーダシアン、ジュリア・フォックス、アンバー・ローズが、カニエとの交際や彼にスタイリングされていたことについて語った内容を紹介しよう。

キム・カーダシアン、カニエに「着せられていた」ことについて

米サイト『BuzzFeed』によると、カニエはキム・カーダシアンとの関係(2014年に結婚し、2022年に離婚。4人の子どもがいる)をスタートさせるにあたり、彼女をパリに連れて行き、スタイリングセッションを行った。これをロマンチックな行為と解釈する人もいるかもしれないが、カニエが気に入らない服装でパパラッチされたキムの写真を、偶然目にした後に行われたことで、この出来事が2人の関係の方向性を決定づけたようだ。

リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の2018年のエピソードで、当時まだカニエと結婚していたキムは、こう語った。「私はいつも自分のスタイリングはすごくいいと思っていました。夫(イェ)に出会うまでは。そして、彼から私のスタイリングは最悪だと言われたのです」

キムは2012年にカニエと交際を始め、彼はカーダシアン一家にファッション界への扉を開いた人物として広く知られている。キムは、カニエが素晴らしいラッパーとして、また新進気鋭のデザイナーとして(反ユダヤ主義者で複数の訴訟を起こされている人物としてではなく)有名だった頃に交際を始めた。そして彼女はスタイルの変貌によって、ファッション界に受け入れられることとなった。米誌『PEOPLE』のピープルズ・チョイス・アワードで「ファッション・アイコン」賞を受賞した際には、元夫に感謝の意を表した。「カニエ、ファッション界に私を紹介してくれてありがとう」

キムを軽蔑していると報じられていた米版『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターは、2019年にキムを称賛した。キムとその家族がメットガラのレッドカーペットの常連となり、キムが同誌の表紙を飾った3回のうち2回目を達成したときのことだ。「中でもキムは最も変わったように感じます」と彼女は語った。「個人的には、彼女の服装が少しミニマルになり、少し露出が控えめになったことを賞賛しています」

キムは、カニエが自身のファッションスタイルに影響を与えたことに「感謝している」と述べているが、自身のワードローブに関する残酷で支配的な行動の例も明かしている。

2022年、キムはカニエからのメールのメッセージを読み上げ、離婚後の自身のワードローブに対する彼の反応を語った。彼女が、カニエのファッションアドバイスなしで、自分でスタイリングするようになってから、「漫画のキャラクターみたいだ」と言われたと明かした。

さらに、彼女は、2021年に米誌『The Wall Street Journal』のイノベーター・アワードに出席した後、カニエから電話があったと話した。「彼は、私のキャリアは終わったと言った。そして、マージ・シンプソン(米TVアニメ『ザ・シンプソンズ』のキャラクター)が同じようなものを着ている写真を見せてくれたの」。彼女は、カニエからのメールを読み上げた。「あのオレンジルックはどうにかなりそうだったよ。そんな服を着ていたら、出かけるより先に、刑務所に入っていたかもしれない」

別のエピソードでは、彼の批判が自分に与えた長期的な影響について説明した。「私は、何を着るかといったことまで、何でも彼にアドバイスを求めるようになってしまった。今でも、何を着たらいいのかとパニックになることがある」と番組内で語った。さらに、カニエなしでメットガラに初めて出席したときは怖かったが、解放感もあったと付け加えた。「今は、自分の力だけでやってみるのがとても楽しいし、自分で選択する能力が上がったわ」

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