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SHAUNが日本初EP「For A While」リリース! 彼の魅力を深掘りインタビュー

ーー影響を受けたアーティストのリストの最初にあげるとしたら誰ですか?

うーん、ものすごく多いんですけど(笑)。本当にたくさんいて誰とは言い難いんですけど、あえてあげるとしたら自分自身です。自分自身を鏡に映して作業をしている気がします。ストーリー然り、歌詞を作るにあたっても音楽を作るときも、その過程で自分を顧みたり、時には直面したり色々な角度から自分自身と対面しながら直してみたり。なので、あえていうなら自分自身です。

ーージャンルを問わず様々な音楽を聴くのですか?

ものすごく多様なジャンルの音楽を聴きます。初めてギターに触れたのが10歳の時で、それから25年ほど経ち、その間に本当に多種多様な音楽に酔いしれてきて。カテゴリーは本当に多岐に及んで聴いてきたんですが、あのジャンルにハマっては、このジャンルも深掘りしてという感じで、このジャンルに対してある程度知っていて、あのジャンルも知って、何を表現したいのかわからなくなるところまで行ってしまって(笑)。でもその関心が多いことのメリットは、やはり音楽を作るにあたって多彩な武器になっている。テクニック的な部分でも自分には引き出しが多いと思ってます。

ーーバンドからスタートしていますが、バンド音楽がいちばん好きなのでしょうか?

(日本語で)バンド音楽も好きですけど、今は、VOCALOIDを知ってますか? 『プロジェクトセカイ』というゲームにハマっていて、そこにはVOCALOIDの人たちがたくさん出てくる。すごく魅力的だと思うんです。人間ではないですがボカロPというプロデューサーたちが作った曲をAIが歌う。不思議に思うんですが、公演もするし活動も広げているという構造自体が本当に多彩で、ここでしかできないことだしすごいなと。僕は初めはバンドから始めましたが、ここまできちゃいました(笑)

ーーパフォーミングアーティストとして活躍するSHAUNさんにとって音楽とは?

(日本語で)ディープですね(笑)。簡単な質問ではないけれど、今、自分にとって音楽とは?と言われたら、「対話」という言葉を出すことができます。音楽を作るとき、聴いている時、すべて対話で成り立っている。例えば、自分で作った曲のどこを変えるか悩む場面があると思うんです、そんな時にここにこれがないといけないからある、というのは僕にとっては違和感があるんです。

そうではなく、あってもいいけどなくてもいいけど、ここではこれがいいよね、というワンテンポがあってそこに入る。例えばイントロから途中で最後にサビ、コーラスに行くまで、どんなストーリーテリングをするのかどんな旅行を繰り広げたらいいかを聴く人たちと対話、会話を繋げていくような感覚なんです。例えばここでキックの音が入ってくるよ、ほら入ってきたでしょ、ここでベースが落ちるよ、はい、落ちたでしょ、という、聴いている方々とコミュニケーションをする感じで僕は捉えています。もちろん聴く人とだけではなく自分自身とも対話をしていて、こうやってこうしたらいいよねと自分に問いかけたり。そういうことを全部含めて「対話」です。

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ーー音楽はグローバルに、ボーダーレスに聴く方々と対話できるのが醍醐味ですよね。

海外にいらっしゃるアーティストの方々とコラボしても、楽器を手にして演奏し合うだけで心の触れ合いを感じるんです。言語が違っていてもお互いが冗談を言い合ったり、大事な話ができたり、ふざけたりできる。ある意味音楽自体がひとつの言語なんじゃないかと思います。逆に誰かの曲を聴いていても、この人と対話しているような感覚があります。音楽を聴きながらそのアーティストがこれまで歩んできた道などを感じるツールだったりもしますし、例えば大好きなアーティストが新譜を発表するとなると、この後どういう対話が繰り広げられるんだろうという感覚を覚えます。

SHAUN/Warner Music Japan
https://wmg.jp/shaun/

Profile

SHAUN/ショーン
1990年生まれ韓国出身。シンガーソングライター/音楽プロデューサー/DJ/シンガーソングライターとしての活動と並行してBTS、EXO、EPIK HIGHといった著名K-POPアーティストの楽曲参加やプロデュースを担当。2018年6月、自身初EP「TAKE」を発売し、収録曲の「WAY BACK HOME」が韓国内の全チャートで1位を席巻。国内だけでなくアジアを筆頭に全世界で大ヒットを記録した。2021年5月、軍除隊直後にリリースしたダブルシングル「#0055B7」で華麗な復帰を果たし、2023年10月には日本での音楽活動として「WAY BACK HOME (JAPANESE VER.)」をリリース。2024年4月26日に日本版初EP「For A While」をリリースする。

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