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世界を救う革命的映画『バービー』が見逃せない3つの理由

先入観を逆手にとって、世界を変える女性監督グレタ・ガーウィグとマーゴット・ロビーのコラボ

現在、200種類以上のさまざまなタイプが販売されているバービー人形。「You can be anything(あなたは何にだってなれる)」というメッセージを掲げ、色々な世代の女性を勇気づけてきた。それは映画『バービー』にも反映されている。定番のバービー人形を演じたマーゴットは「これ(自身が演じたバービー)こそがバービーのあるべき姿であり、女性たちが目指すべき姿や見た目、行動である、と言うべきではない」という想いから、多様なバービーを映画に登場させた。

映画『バービー』
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

私はバービー人形について女性に偏った理想像を押し付ける脅威的な存在だと思っていた。完璧なスタイルに美しい顔立ち、どんなファッションも着こなせる人気者の女性になれ、と言われている気分になるからだ。だからこそこの映画は作られた。

バービー人形が世間で持たれがちな先入観を逆手に取り、強烈なメッセージを観客の心に突き刺し、本物の自由を与える物語を作ったのは女性監督であるグレタ・ガーウィグ。彼女はこれまでの作品でも、男性優位で生きづらい世界の中で女性が自由を得るために葛藤する作品を世に送りつづけ、世界中の女性の心を勇気づけてきた素晴らしい監督だ。さらに、主演とプロデューサーを務めるマーゴット・ロビーも、『プロミシング・ヤング・ウーマン』や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』など数々の女性を勇気づける映画の製作をしてきた。

映画『バービー』
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

彼女たちがコラボするとなると、女性たちの心に刺さる作品になるのは間違いない、と期待値MAXで鑑賞すると……そこに待ち受けていたのは、女性だけでなく“すべての人間”にとって自由への鍵が用意されていた。バービーが大好きなあなたも、バービーで遊んだことのないあなたも、バービーに対する先入観とともに映画館に向かってほしい。その先入観こそがこの映画を楽しむ最大の要素だから。

また、Netflixで配信中の「ボクらを作ったオモチャたち」のバービーエピソードを観ておくのもおすすめ。映画『バービー』をより深く楽しむためのトリビアが満載だ。

映画『バービー』
8月11日(金)全国ロードショー
barbie-movie.jp

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DIZ

SNS総フォロワー20万人超えの映画活動家。ひとりでも多くの人に映画の素晴らしさを伝えるため、体験型の映画イベントを企画プロデュースしたり、配信サービスの企画・コピーライティング、さまざまな作品の評論を寄稿したりと、枠にとらわれずに新たな映画の楽しみ方を提案し続けている。
Twitter:@DIZfilms Instagram:@diz2049

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