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戴冠式直前! ドラマ「ザ・クラウン」で見るチャールズ新国王への道のり

©Alex Bailey

昨年9月のエリザベス2世前英国国王の逝去を受け、今年5月6日に戴冠式(たいかんしき)に臨むチャールズ新国王。これまでも数多くの話題やゴシップを提供してきたチャールズ新国王だが、その人柄はどのようなものなのか?

人気海外ドラマ「ザ・クラウン」の中から、チャールズ新国王と故ダイアナ妃のエピソードを盛り込んだシーズンを見ながら、チャールズ新国王誕生までの状況の変化や苦悩を考えてみたい。

誕生から皇太子となるまでの歩み

©Des Willie

チャールズ新国王は1948年11月14日に英国バッキンガム宮殿、当時のエディンバラ公フィリップとエリザベス王女の長男として生まれた。自身には3人の兄妹がおり、弟としてヨーク公爵アンドルー王子、エディンバラ公爵エドワード王子、妹としてアン王女がいる。

1952年2月にチャールズ新国王にとって祖父に当たるジョージ6世国王が逝去したことを受け、エリザベス2世が新国王となったことから、第1王子であるチャールズは正式に王位継承1位となりウェールズ公の称号を受けた皇太子となった。この時、チャールズ新国王は3歳だった。

成長したチャールズは父であるフィリップ殿下の意向を受け、バークシャー州のグラマースクールやスコットランドのゴードンストン寄宿学校に就学するが、中産階級の子供たちとの生活ではいじめを受けるなど、苦難の多い生活だったと言われている。

意外な方も多いと思うが、チャールズ新国王はロイヤルファミリーの中で、初めて英国の大学入試統一試験を受験し、大学の学位取得をしたメンバーとなっている。
入学したケンブリッジ大学では考古学や人類学を、その後にはウェールズ語と歴史を学ぶためにウェールズ大学にも入学している。

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